2016-01-01から1年間の記事一覧
今日は年賀状を20枚書いて出してきました。ついでにコンビニで通信費の支払い。文教堂で『世界』の1月号「トランプのアメリカと向き合う」を買う。これはアメリカ文化論の授業の準備のため。生協まで足を延ばして、正月用の中トロを見ると普段よりもたくさん…
キャリー・フィッシャーが27日心臓発作で亡くなった。知り合いの複数のブログで言及されているので、追加的に。実は以前子役の成功と失敗について書きました。特にハリウッドで注目された子役が日本のわれわれが想像できないような、金銭・ドラッグ・アルコ…
道具を使う様になって類人猿から人間になったとすると、人間としての本質は如何に有用な道具を有効に使用するかにある。もちろんその道具が諸刃の剣として人間を不幸にしてきたものであるという歴史をも踏まえて、とりあえずはその道具を如何に使うかについ…
先日は築50年(本当は49年ですが、さばをよんで切もいいので)の家を見送りました。実は解体の前の家の中に残った物の処分のタイミングに9日の大雪が重なり遅れました。そして今度は50年ぶりの大雪が。23日(金)は何と5回も雪かきを。でも1回20分程度しか体…
西野の二股にあった古い家をやっと処分した。2007年に同じ西野の少し町寄りに引っ越して、すぐ解体して土地を売ろうと計画していましたが、9年たってしまいました。売った土地の代金で新しい家の費用をまかなおうと目論んでいたのでしたが。 家づくりに思っ…
昨日送られてきた『アメリカ学会報』の巻頭エッセイのタイトルは「変節者アティカス?」で、立教の後藤和彦さんの書いたものです。昨年アメリカで出版され評判になった『アラバマ物語』の続編について、実は『アラバマ物語』における正義派とされたアティカ…
今年の支部大会も無事終了しました。特別講演には京大のナボコフ研究の権威である若島正先生に来てもらう事に。 研究発表も急遽幹事の松田先生に翻訳を出したばかりのアリス・マンローについてやってもらう事に。どうも聴衆が多くなさそうなので、90名くらい…
定年で退職する人の後任人がうまくいった。学部の年齢構成や格付けなど幾つも関門があったが、応募してきた人から最終候補を選び、面接をして教授会に報告。1週間後に採用投票をして満票で採用が決まった。実はと言うか、家庭を持っている人なので、候補者と…
やっと古い家の解体のめどが立った。12月中に解体が終了する。毎週、ゴミなどのチェック、そして冬は雪の心配など面倒でした。後は2学期の残りの授業回数と、試験やレポートの確認。2学期の残り3分の1という事は、年度の6分の5は終わったという事になります。…
来年6月のアメリカ学会のヒップホップ部会で話す予定でしたが、どうも体調に自信がなくて部会の担当者の辞退の連絡をしました。けっこう迷いましたが、もう一つの理由は、他のメンバーに伍して話す自信がない事も。 引き受ける事にした後で、同じく登壇する…
来年6月の学会と3月の学部のイベントでの発表を一部リンクさせて、またヒップホップについて勉強しています。このブログの前の出来事なので詳しく書いていませんが、2000年同志社大学でのシンポジウムで、北海道の仲間と「ポストモダン都市ニューヨーク」と…
今年は大学評価の委員をしたので、普段なら年2回程度の旅行が6回に増えて、4月以降毎月のように東京その他にでかけました。しかも不幸なことにちょうど今年は春からめまい、腰痛、そして秋の喘息と喉の不調で、来年度(2018年3月)でやめる早期退職を決めた…
11月12日(土)深夜「100分de名著スペシャル 手塚治虫」を見ました。僕自体は手塚漫画のいい読者ではないのですが、当然のように部分的には読んでいて、この紹介・分析はとても面白かった。 異性装のブルボンヌとかいう人の考察は、深くて明快で印象的でした…
2004年に出版され、2014年に翻訳されたフィリップ・ロスの『プロット・アゲンスト・アメリカ』を2016年に読んでいます。2年前に書店で見てから気になっていました。1933年にロスが生まれた頃、ローズベルトとの大統領選に勝ったチャールズ・リンドバーグの時…
朝起きたら外は真っ白。今年初めて雪かきをしました。そしてこのブログをアップしたら、朝風呂〜朝酒に。 という訳でまた「アメリカ文化論」の講義の準備の一環です。というのは今までの「アメリカの都市と郊外」というコンセプトでは、研究的にはよくても学…
1986年に結成されたNWAの成功と崩壊(と再結成)の物語。メンバーは今でも40代後半か50そこそこなので、19歳から22歳の若者たちだった。NWAはNigga with Attitudeつまり「主張する黒人」で、もちろんNiggaは黒人への差別語を黒人たちが逆手にとって…
来年の6月に早稲田大学で開催されるアメリカ学会の「ヒップホップ部会」で話をしないかというメールが来ました。最近のヒップホップをめぐる文化的・社会的状況については不案内なのですが、久しぶりに勉強をし直してみたいと思っています。 そこでは「ヒッ…
フェアフィールド・ポーターの画集が忘れた頃にやってきました。春にアマゾンで注文していたんですが。1975年に68歳で亡くなったアメリカの画家ポーターはハーヴァードの芸術学部で学んだ後に、ニューヨークにでてきて、マンハッタンの西57丁目にある「「美…
今回の出張の移動中のテーマは「アメリカの絵画」でした。「アメリカ特論」の準備です。2部は今までのパワーポイントでやったのですが、どうも満足がいかない。それでどのようなアプローチにしようかと『アメリカ絵画の本質』(佐々木健二郎、文春新書)と『…
どこの大学かは曖昧にして初めての経験を書いてみます。ホテルに迎えに来てくれた大学のマイクロ・バスで大学へ。名古屋近郊の私立女子大学です。入り口で大学関係者20名ほど(もっといたかも)が出迎えてくれた。大学の会議室でヒアリングの準備。双方の顔…
岡山の時のように20年ぶりではなく、5年ぶりくらいです。その前は5年間毎年7月の末に3日ほどアメリカ文化の夏季セミナーに関係者として参加していました。夏の名古屋はけっこうすっきりと暑くて好きでした。 さて今回はこの出張ために休講をしなくてはならず…
アメリカの作家ジェームズ・エルロイのPerfidia(2014年)の翻訳『背信の都』を読みました。Knopf発刊の原著は七八〇頁ですが、翻訳も上下巻八二五頁の大作。書誌的にはL.A.四部作(『ブラック・ダリア』、『ビッグ・ノーウェア』、『L.A.コンフィデンシャル…
大学が教職員や学生だけでなく、というよりも同窓会や保護者を含めた外部に向けて出している『学報』の「自著を語る」というコラムの原稿依頼が来ました。800字程度のものですが、これも宣伝の一環として書いています。その前に夏に書いたエルロイの新訳書評…
体調が悪いと世界全体が暗くなるような気がしますが、ちょっとオーバーかな?でも自宅前の公園の木々が今年は例年よりも紅葉・黄葉がきれいなのは、もうすぐこの世からいなくなる?者にとっての最後の景色だからだろうか。今まで1回の入院経験もない丈夫な人…
どうも岡山出張でひいたらしい風邪が悪化して10日。ついに20年ぶりに喘息が出てきた。咳喘息と言う症状もあるらしいが、僕の場合は既往歴もあって本当の喘息の様です。 初めて市立病院に行ったら、ここは町場の病院では治らない患者さんが行くところらしくて…
たぶん20年ぶりの岡山です。広島では英文学会もアメリカ文学会も時々開かれますが、それ以外は松山ですね。中国・四国地方の支部で、高知や山陰では大学の規模や所在地の関係でなかなか開催できない。ぜひ行きたいんですが。で20年前は倉敷がブームだったん…
2学期が始まりました。8年書いているブログで年間の行事の繰り返しになるのを避けていますが、繰り返しも結構ありそうです。いちおう「記事一覧」をチェックしていますが、「2学期開始」はあまりありませんでした。 で昨日の「アメリカ文化特論」の反省。2部…
昨日は夕方かみさんと円山で待ち合わせ。時間がかなりあったので、前から行こうと思っていたジャズ喫茶「グル―ヴィー」に行ってみました。和菓子の米屋さんの隣。初めて入ってみました。カウンターだけの小さなお店ですが、マスターの笑顔が心地よいです。行…
前項で書き足りなかったので追加です。 サッカーや、競馬、ゴルフのように多くの近代スポーツが英国発生ですが、テニスはフランス発生です。二人の人間がネットをはさんで球を打ち合うという球技の起源は紀元前のエジプトにまで遡るのですが、詳しい歴史はさ…
2学期の足音が聞こえてくると書いた後に研究会で他の大学の人たちと話したら、とっくに始まっていますと言われました。例によって世間知らずの僕ですが、確かに医療系・福祉系の学部を持つ大学は授業回数こそわれわれと同様でも、実習・実験とかがあってはや…