2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

初めての注文

61にして初めてオーダーのスーツを作りました。だいぶ前に友人の弁護士がスーツは20万だと言っていたり、最近の米ドラマ『スーツ』では1着100万だったりして、少し刺激されました。でも作ったのがちょっと前にJ.PRESSの吊るしで買った7万のとたいして変わら…

慰労される

昨日は午前中、最後から2回目の教務委員会。定例の2学期定期試験報告とほぼ最終版に近い4月からの来年度時間割の他に、答案の保管の問題と、高大連携の問題が議論される。答案は4年間保管しなければならない事になっているけれど、成績照会がきちんと制度化…

法廷侮辱罪と裁判官の権威

前項の『ザ・クリミナル 合衆国の陰謀』主要テーマは、ジャーナリストの情報提供者の秘匿、情報源の保護であった。裁判で情報提供者を明らかにするように求められて主人公がそれを拒否した結果の罪状が、「法廷侮辱罪」(contempt of court)だった。この「…

Nothing But the Truth

映画の法廷の場面で、証人が”Do you swear by Almighty God to tell the truth, the whole truth and nothing but the truth?”(全能の神にかけて真実を, すべての真実を, そして真実だけを述べることを誓いますか。)と聞かれて、”Yes, I do.”(はい)と答…

知性と他者

2月19日(水)朝日新聞の朝刊で「反知性主義への警鐘」というコラムで、佐藤優・内田樹・竹内洋氏の発言を引用して、それぞれ論点は微妙に異なるが、共通するのは「自由」だとまとめている。 例によって天邪鬼な僕はコラム氏の結論に納得できず、少し考えて…

二人のマーロウ

『眼下の敵』(The Enemy Below)をWOWOWで見る。この戦争映画の古典は1957年のディック・パウエル監督の作品。第二次世界大戦中、トリニダードへ向うアメリカの駆逐艦ヘインズは、浮上航行中のドイツUボートを発見する。駆逐艦のマレル艦長(ロバート・ミッ…

自分を追い詰める

また研究費で買ったフィルム・ノワール・コレクション2ボックス(16作品)の中から、気に入った作品を順次紹介します。まず『大時計』(The Big Clock、1948)は、『夜は千の目を持つ』(1947)『流刑の大陸』のジョン・ファロウ監督の作品。ファロウ監督はこ…

矢沢とミスチル

ap bankというミスチルの桜井と小林に坂本龍一が作ったエコロジー的なプロジェクト(組織、運動)の一環で、ap bank fesという野外ライブを2005年から静岡県のつま恋でやっているらしいです。2009年には3日目のシークレット・ゲストに矢沢永吉が出て、数曲歌…

デビュー

アマゾンからミステリーやらジャズやらの推薦のメールが時々来ます。購買履歴から買いそうなものを推薦してくる訳です。その中にすでに読んだミネット・ウォルターズの『遮断地区』が入っていた。たぶん昨年度『週刊文春』の「ミステリー・ベスト」の第3位、…

最終講義

アメリカ黒人史の第一人者上杉忍先生の師本田創造氏の『アメリカ黒人の歴史』(岩波新書、1964年)を書き替える試み『アメリカ黒人の歴史―奴隷貿易からオバマ大統領まで』について、話された。特に本田氏のこの分野におけるテキスト的なご本は公民権運動の時…

学生の論文コンテスト

人文学部の第1回卒業研究コンテストが実施され、午前中表彰式と発表がありました。僕のゼミ生にも応募するように言ったのですが、全員応募するか誰もしないという雰囲気だったので、僕も推薦するのをためらいました。今の学生は競争するのは苦手なのかなと思…

コンパと寄せ書き

昨日は4年生のゼミのコンパでした。ちょうど成績をWebで提出したばかりで、演習と卒業研究の成績も決まって全員の卒業もほぼ?大丈夫という事でタイミング的にはよかった。場所は数年前にも卒業生数名と言った「クスクス」で、昔の飲み仲間のRちゃんが料理…

ケース・バイ・ケース

2学期定期試験の報告書を確認する。僕が教務センター長になって4年間、8回の定期試験で初めて?不正行為がゼロでした。確かな理由は分かりませんが、不成功をした場合のペナルティの厳しさについて学生によく分かるようにした事もあるかなと思います。後は2…