2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月の猛暑

昨日の札幌はまだ6月の末なのに31度になった。月曜朝からの会議は団扇と扇風機が活躍しました。北海道の大学の教室や会議室には冬の暖房は欠かせませんが、冷房がありません。でも5時間目の比較的新しい建物の小教室には冷房が入っていて学生も僕も生き返り…

ピクチャレスク・トラベル

「英米文学」で旅について調べているうちに標題に出くわした。「ピクチャレスク・トラベル」なんて言葉があるんですね。18世紀後半このような自然の美しい風景を求めるpicturesque travelが流行したらしいけれど、で観光旅行も自然の風景の美しさをめでると…

旅するアメリカ

初めて担当する「英米文学」(前記のみ)があと2回。これも初めての教務センター長の仕事とかぶってけっこう大変だった。でもアメリカ文学をどう切り取って紹介するかについて考えるのは楽しい。毎週月曜日の講義が終わるともう火曜日くらいから次週のプラ…

研究会と懇親会

久しぶりに土曜日、北海学園で研究会。また視聴覚機器の操作に手間取る。発表はマッカラーズの『結婚式のメンバー』について。発表者の松井さんは主人公のフランキーのお転婆性についてジェンダーから先行研究も含めてテキストを綿密に分析する。最後には映…

板ばさみ?!

授業回数確保のための学年暦作成に苦慮しています。例えば1学期の授業時間を15回確保しようとするとその前のガイダンスと後の補講・定期試験そして夏休みを縮小しなければなりません。いろいろ調べて改めて分かったのですが、それぞれそれなりの経緯と理由が…

白い黒人その2

「パッシング」を主題とした映画がまだある。 1949年のエリア・カザン監督『ピンキー』。『紳士協定』など人種問題には関心のある監督の問題作で、日本未公開です。ピンキーは北部の看護学校を卒業して故郷の南部に戻ってくる。彼女は北部では白人として過ご…

白い黒人

実は今週の「英米文学」のために探していた自分のHPの掲示板に書いた下記の文章が見つからなかったのですが、別のファイルに保存してありました。ここに採録して自分の記録とします。 ネラ・ラーセンの『白い黒人』を読む。ハーレム・ルネッサンスの最中1927…

4年生ゼミの行方

金曜日の午後は4時間目3年生のゼミと5時間目4年生のゼミが続いてる。3年生12名中1名体調が悪く11名出席。4年生10名中5名出席。マスコミでも言われているように就職状況が思わしくなく、就活でゼミを休む学生が多い。特に6月は公務員試験もあり、また1学…

元学生からワイン

お昼に時々行く大学近くのイタリアン・レストラン「ラ・メーラ」。昨年かみさんの実家で定山渓に1泊した時に、出発時の昼食に初めて行きました。けっこう濃いめの味付けと、手打ちパスタが気に入ってその後も時々。最近の料理人は健康に気を使うのか大胆さ…

才人の業績

松山に若き日を過ごした伊丹十三の記念館を訪れる。正岡子規や秋山兄弟ではないところが味噌というか、天の邪鬼というか。それに伊丹十三ってあまり好きではない。声が聞きずらい。賢しらな態度がすこし気に障る。 でも10代の終わりから『ヨーロッパ退屈日記…

大学の存在理由とビフカツ

6日(日)午前中はシンポジウム「地域社会と大学」ともので、それなりに参考になりました。パネリストの一人は文部科学省大臣官房審議官という人の話はまとまった頭のいい話振りだけれどソツガないというのは肩書きの印象からくるものだろうか。ネットでみる…

今度は松山

今週末は松山の愛媛大学で大学教育学会。でも実態は一般教育(または共通教育、教養教育)なので名称に疑義を感じるけれど・・・ 朝7時半過ぎ家を出て、11時すぎ羽田着、12時過ぎに松山行きに乗り換えて、松山市内の会場にたどり着いたのは2時半過ぎ。午後…

修理屋?!

エレベータである先生から教室の窓の建付けが悪いので所属学部の教務委員に話しましたと言われました。確かに教務委員会は教育用施設・設備の保守・管理が関係業務なのです。 でもセンター長って修理屋でもあるかなと思いつつ。fixerと言えば少し聞こえはい…

Singing Summertime

英語文化演習でSam Cookの"Change Is Gonna Come"を訳し、聴く(そして観る)。この曲は1964年公民権運動真っ盛りの時代の歌で、オバマ大統領の選挙でも"Change"というスローガンの元になった事でも知られている。歌詞ははとてもシンプルだが、サム・クック…