2016-10-24から1日間の記事一覧

エルロイの過激な追想

アメリカの作家ジェームズ・エルロイのPerfidia(2014年)の翻訳『背信の都』を読みました。Knopf発刊の原著は七八〇頁ですが、翻訳も上下巻八二五頁の大作。書誌的にはL.A.四部作(『ブラック・ダリア』、『ビッグ・ノーウェア』、『L.A.コンフィデンシャル…