2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ディランとプロテスト

自分からではなくディランの曲と接する機会が数回あった。「北米文化論」で公民権運動について学生に説明する中で、有名な「エメット・ティル」について調べていたら、ディランの歌が出てきた。学生には「バス・ボイコット事件」のローザ・パークスほど有名…

高橋さんの本

今度はアメリカ研究仲間の出した『篠路烈々布素人芝居』についてです。まず書名もいいです。"Shinoro Rtsturetsupu sirouto shibai"。篠路と素人と芝居のS音の頭韻が効いています。S音って爽やかな語感がある。さらにアイヌ語らしき地名の漢字の当て方が、激…

鎌田君の本

『ジャズ喫茶マスターの絶対定番200』(静山社文庫)を店頭で見つけて購入。『ジャズ喫茶マスター、こだわりの名盤』(講談社+α文庫)の著書もある鎌田竜也君は、僕が大学院の時にバイト先の開成高校で教えた?高校生で、一緒に北24条のジャズ喫茶に行った…

就活とコミュニケーション

チャイナ・パークで昼飯を食べながら、『アエラ』を眺めていたら、面接で前提の違う人とのコミュニケーションができる学生が求められるような話が出ていました。若者は自分と関心が同じ仲間を求める。その間でのコミュニケーションはできるが、考えの違う人…

初めての作品

引っ越して3年半、初めて台所で料理を作りました。でも料理と言えるかどうか、ポテト・サラダなので・・・ 元の家で母が亡くなってから結婚するまでの2年間はけっこう料理をしました。いちおう昆布と鰹節で一番出汁を作ったり、ビシソワーズにトライしたり、…

草の根交流

シンポジウム終了後、駅前の居酒屋で10名ほどの懇親会。隣に座った順天堂大学の宮津さんという方は、つい最近北海道支部に入会された黛さんと同じ研究室の同僚という事で、奇遇だった。 僕は北海道支部の事務局として、同じ地方のあまり大きくない、そしてお…

アメリカ文学における亡霊

仙台空港で牡蠣フライとごはん(とビール)ののち、列車で約25分で仙台駅へ。駅直結のメトロポリタン・ホテルに荷物を預けて、エスプレッソで一息ついて、タクシーで5分ほどの東北大学片平キャンパスに向う。このキャンパスは初めてだが広くて緑が多くて気持…

敗北を抱きしめて

6月以来検討を重ねてきた「14回授業実施」の学年暦が頓挫しつつあります。水曜日の協議会、木曜日の各教授会で不調の報が・・・確かに中途半端にもみえる案ではあったのですが。 少しめげて、でも見た目より打たれ強いので、学長にも会って何とか再提案をし…

LA都市論的ロック

久しぶりに「英語文化演習」(共通教育科目)の話です。ロックの歌詞を読んで、解釈と文化的背景について担当者に話してもらい、こちらで訳の確認とyou tubeによる画像と音を見て・聴いてもらう授業をやっています。 ただそれだけだと1回に3曲も4曲も進んで…

カナダの時間

3年前に研究費で購入したノート・パソコンを出張に持って行ってメール送受信に使っていました。それがある時からできなくなった。大学の外から大学で使っているアドレスでメールが使えるActive Mailが使えなくなりました。 ブログの更新はできるのですが、始…

「走り続ける事」へのオブセッション

12月18日に北星で開催する北海道支部の支部大会でLA文学に関するシンポをします。そこで自分が担当する発表の要旨をでっちあげてみました。それをこの1か月間で少しはちゃんとしたものにしないと。Frantic Marathoner and What Makes Sammy Run? 1941年に発…

シラバス強制

各学期15回のシラバスを書くことが教務委員会で決まった。それも各回の内容を具体的に書かなければならなない。たとえば「アメリカブ文化1」、「アメリカ文化2」ではなく、「アメリカ文化(アメリカニズムの意味)」、「アメリカ文化(9.11以降)」という…

MLAからの督促

日本の英文学会またはアメリカ文学会または英語学学会に当るMLA(Modern Language Association、直訳すれば現代語協会)からメールが来た。今年の会費は支払っているのにまた支払ってしまったので、それは2011年分の会費に充てるという連絡。でも20ドル足り…