2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Irish Car Bomb

ボイラー・メーカーに似た爆弾的なカクテルについてロンドンとニューヨーク勤務が長いW君から教示。 それは「アイリッシュ・カー・ボム」というものです。ギネスのスタウトに、アイリッシュ・ウィスキーを浮かべたアイリッシュ・クリームのショット・グラス…

卒業研究論文集

自分にとって第1期のゼミ生の論集を発刊しようと考えていた事については前にもふれました。一人10,000字程度、10人の論集は見積もると16万ぐらいになり、自分のお財布から出せると踏んでいた4,5万円とはあまりにも近い諦めていました。 それが学生部の印刷…

考えないための読書?

日曜の読書欄に丸谷才一・大江健三郎・筒井康隆の鼎談が載っていました。その中の丸谷才一の発言だったと思いますが、大野晋の言葉を引用して、考えるためのスペースを取っておくために好きな読書もほどほどにしているという件があった。 とても納得しました…

Boiler Maker

ボッシュの『シティ・オブ・ボーン』で「ダーティ・ウオッカ・マティーニ」が登場したので、明日にでもドライ・ベルモット(できればNoilly Prat)を買って、作ってみようと思っています。えっとウオッカはあるので、後瓶詰オリーブと、シェーカーも買わねば…

ギャッツビーのエコー

村上春樹が2007年はに訳した『ロング・グッドバイ』の訳者あとがきで、フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』の影響について記している。『ギャツビー』は1925年、The Long Goodbyeは1953年の刊行です。でまだ読み続けているハリー・ボッシュの2作目…

文明の中の自然

アトリウムについての本があります。萩野紀一郎『アメリカのアトリウム』(建築巡礼33、丸善)です。僕はこのアトリウムという空間は都市文化という文明の中における自然(またはそれに近い装置)だと思います。もちろん、アトリウムのすべてが植物のような…

アトリウム、公共の空間

前項でふれたブラッドベリー・ビルのアトリウムは有名ですが、行った事はありません。でもニューヨークの高層建築にも有名なアトリウムは幾つもあって、ワールド・フィナンシャル・センターのウインター・ガーデンやグッゲンハイム美術館もそうです。ウイン…

ハリーとロスのダウンタウン

まだマイケル・コナリーの「ハリー・ボッシュ」シリーズを読んでいます。 第1作の『ナイト・ホークス』で出会い、妻となったエレノア・ウイッシュの行方がつかめない6作目『堕天使は地獄へ飛ぶ』を読んでロサンゼルスのダウンタウン観光をしています。原題…

ゆっくりと

タイトルは「モレンジ一家」と考えたのですが、Aritsan Caskについてネットで調べていると「ゆっくりと」育った樫の木をゆっくりと乾燥させた樽で作ったウイスキーだと分かり「ゆっくりと」に変えました。 Glenmrangieが好きで、今は店頭にないオリジナル(1…

10キロに挑戦

滝野すずらん公園に歩くスキーに行ってきました。テニス仲間のSさんはクロス・カントリーが得意で時々車で白幡山にも連れ行ってくれます。今回は真駒内の芸術の森からさらに少し先の滝野へ。今まで、3キロや5キロのコースは走ったことがありますが、キタ…

今度はハンバーガー

1997年に破たんした拓銀ビルの跡地に、北洋大通りセンターが昨年9月オープンした。97年と言えば僕が結婚してフィラデルフィア〜ロンドンの在外研修を終えて帰ってきてすぐの時で、日本で、しかも地元の地方銀行が破綻した事がとても驚きだった。日本では銀行…

編集者と書簡

二日酔いの重い頭で朝刊を眺めていると、『朝日新聞』の道内版「北の文化」に見慣れた名前が出ていました。北海学園大学経営学部の石井耕氏が執筆している「編集者 石井立の仕事」です。石井さんのお父上は筑摩書房の編集者で、井伏鱒二、太宰治、武田泰淳、…

「文芸共和国」とは

主として西洋思想・哲学の教員による大学内の研究会に久しぶりに参加。 「文芸共和国」という耳慣れないタイトルに惹かれて、少し遅れて出席しましたが面白かったです。近世ヨーロッパの「文芸共和国」(respublica litteraria; république de lettres) とは…

ハリー・ボッシュのラス・ベガス

そんなに暇でもないのに、コナリーの作品を読み続けています。今度は『天使と罪の街』。現代はThe Narrows、「狭い川」でハリーが導かれてしまう、悪の待ち構えている場所を指しています。 しかし翻訳の題名は「ロサンゼルス」と「ラス・ベガス」を指してい…

ハリー・ボッシュのLA

『何がサミーを走らせるのか?』の論考締め切りは1月半後の2月末です。12月のシンポジウムではサミーのキャラクター分析が主になってしまい、シンポジウムのテーマである場としてのLAがお留守になってしまった。論文では「空虚な都市LAとハリウッド」と…

高い?!

初ゼミの卒業研究が出揃いました。卒業論文ではなく卒業研究と言うのは、人文学部で論文だけではなく、人類学的なフィールドワークによる資料集や、ビデオなどの映像による研究も出てくる可能性を考慮して、「論文」ではなく「研究」としたようですが、他の…

アルコール性?!

土曜日に大学に行った時、メールボックスに教授会資料があった。え、木曜日に教授会はなかったはずなのに?金曜日にありました。定例は木曜日だけれど、12月の配布された予定に入っていました。しかも学部の協議委員による学年暦の提案があったのです。今日…

お気に入りのアングル

最近は家呑みが多いです。ま、今は寒いからでもありますけれど、外で食べたり飲んだりしても、満足度が以前ほど高くありません。家でゆっくり飲んで、そのまま横になれる?ので便利です。少し高い食品を買っても外で食べるよりも安くつくし。 我が家でのベス…

お気に入りのビール

チェコのピルスナー・ウルクェルが好きで飲んでます。少し高いけれどデパ地下で買って、毎日ではなく何日に一遍、ちょっと理由を付けて飲みます。例えば、今日で今年の授業が終わったとか、レポートの採点が終了したとか。 このラガー・タイプの代表的なビー…

最後の授業その2

1月には金曜日の授業がセンター入試の準備のためにつぶれるので、12月の授業が最後でした。で年明けの昨日の授業が今年度担当する最後の授業になります。これで4月中旬まで授業が無いので、15回実施は無理でももう少し授業回数があってもいいかも。 夜は3年…

登場?

今日はかみさんが何かの会合で不在で夕食を用意しなければならない。いつもはデパ地下の天丼とか、調理パンとかだけれど、以前ふれた「ホンコン・ヤキソバ」にしてみました。しかも写真用にキャベツとベーコン炒めを載せないで、シンプルにゆで卵だけにして…

美味しそうですが・・・

ネットで札幌のビフカツを検索して見つけたお店に行ってきました。M町の○○というお店。応対も感じよく、出てきたビフカツも写真の通り美味しそうなのですが、焼きすぎで牛肉の味もあまりしませんでした。残念。札幌にビフカツ文化が根付くのはまだ先の様で…

Los LobosからQuetzalへ

1950年代ロックの創成期にバディ・ホリーと一緒に飛行機事故で亡くなったミュージシャンがいた。ロサンゼルス生まれのメキシコ系アメリカ人リッチー・ヴァランスです。彼はメキシコ民謡をロックンロール調にリメイクした「ラ・バンバ」の大ヒットでスターに…

ほぼパーフェクト?

採点も順調に進んだので、お昼にしました。それで目玉焼きを作ることに。弱火で10分ほど焼くと、目玉と白身のバランスが綺麗にできるはずですが。もう少し黄身が固い方が好みですが、待てなくて食べてしまいました。

採点好調?

小さな書斎の机の上に、20インチのデスクトップがあるので、採点をする時には少しスペースが足りない。厳密には足りるけれど余裕がない。20インチのデスクトップは大きすぎるのだけれど、4年近く前に引っ越しをしてきた時には、テレビがなくて、このデスクト…

娯楽版ハリウッド小説

『いなごの日』、『ラスト・タイクーン』や『何がサミーを走らせのか?』のような文学的?なハリウッド小説の他にエンターテインメントのハリウッド小説もあります。 エルモア・レナードの『ゲット・ショーティ』、『ビー・クール』やスチュアート・カミンス…

春遠し

昨日も帰宅後、雪かき。除雪車が置いていった固い雪の処理で腰が痛い。また雪が降っています。適度な雪は運動にいいけれど、こんな風に一時にどっと降ると面倒な事に・・・ 円山クラスで買った水仙ですが、背景に雪があると、まだしばらくは冬と雪が。

採点と雪かき

天気が悪いので、在宅して試験とレポートの採点。そして断続的に降り続ける雪の整理。天気のせいかはじめてごみ収集が来ない。積雪量よりも吹雪模様の天気です。 「北米文化論」のレポート提出締切日なので、続々メールが来ます。ワードのファイルを添付して…

仕事はじめ?

午前中自宅で採点をして、昼は久しぶりにプリンス・ホテルの「芙蓉城」へ。いつものビール・紹興酒・搾菜の3点セット。一応横には『何がサミーを走らせるのか』の論文下書きを置いて酒だけではないというアリバイです。この後玉ねぎを練りこんだ麺で担担麺。…

遅ればせながら

今日から仕事はじめですが、遅ればせながら新年のご挨拶です。拙いブログに来て頂いて感謝しています。はじめて2年以上たちましたが、仕事の忙しさもあって少し(だいぶ)息切れしていると自覚していますが、いましばらく続ける所存です。今年も宜しくお願い…