2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Fairfield Porter、具象の画家

フェアフィールド・ポーターの画集が忘れた頃にやってきました。春にアマゾンで注文していたんですが。1975年に68歳で亡くなったアメリカの画家ポーターはハーヴァードの芸術学部で学んだ後に、ニューヨークにでてきて、マンハッタンの西57丁目にある「「美…

アメリカ美術の勉強

今回の出張の移動中のテーマは「アメリカの絵画」でした。「アメリカ特論」の準備です。2部は今までのパワーポイントでやったのですが、どうも満足がいかない。それでどのようなアプローチにしようかと『アメリカ絵画の本質』(佐々木健二郎、文春新書)と『…

初めての大学視察

どこの大学かは曖昧にして初めての経験を書いてみます。ホテルに迎えに来てくれた大学のマイクロ・バスで大学へ。名古屋近郊の私立女子大学です。入り口で大学関係者20名ほど(もっといたかも)が出迎えてくれた。大学の会議室でヒアリングの準備。双方の顔…

久しぶりの名古屋

岡山の時のように20年ぶりではなく、5年ぶりくらいです。その前は5年間毎年7月の末に3日ほどアメリカ文化の夏季セミナーに関係者として参加していました。夏の名古屋はけっこうすっきりと暑くて好きでした。 さて今回はこの出張ために休講をしなくてはならず…

エルロイの過激な追想

アメリカの作家ジェームズ・エルロイのPerfidia(2014年)の翻訳『背信の都』を読みました。Knopf発刊の原著は七八〇頁ですが、翻訳も上下巻八二五頁の大作。書誌的にはL.A.四部作(『ブラック・ダリア』、『ビッグ・ノーウェア』、『L.A.コンフィデンシャル…

今度は『学報』に

大学が教職員や学生だけでなく、というよりも同窓会や保護者を含めた外部に向けて出している『学報』の「自著を語る」というコラムの原稿依頼が来ました。800字程度のものですが、これも宣伝の一環として書いています。その前に夏に書いたエルロイの新訳書評…

Crossing Bordersの書評掲載

体調が悪いと世界全体が暗くなるような気がしますが、ちょっとオーバーかな?でも自宅前の公園の木々が今年は例年よりも紅葉・黄葉がきれいなのは、もうすぐこの世からいなくなる?者にとっての最後の景色だからだろうか。今まで1回の入院経験もない丈夫な人…

肺年齢95才!?

どうも岡山出張でひいたらしい風邪が悪化して10日。ついに20年ぶりに喘息が出てきた。咳喘息と言う症状もあるらしいが、僕の場合は既往歴もあって本当の喘息の様です。 初めて市立病院に行ったら、ここは町場の病院では治らない患者さんが行くところらしくて…

岡山は遠い?!

たぶん20年ぶりの岡山です。広島では英文学会もアメリカ文学会も時々開かれますが、それ以外は松山ですね。中国・四国地方の支部で、高知や山陰では大学の規模や所在地の関係でなかなか開催できない。ぜひ行きたいんですが。で20年前は倉敷がブームだったん…