2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

送る作法

友人のお母様のお通夜と告別式に参列した。いつもは元気な人だがお母さんを送る裳主として疲れていたみたい。今朝は二日酔いだと言っていた。 さて日本のお葬式の費用と内容については疑問が多い。14年前の母の葬儀では200万以上かかったような。でも香典で…

春を告げる

24日(水)煙突倒壊の翌日、事後処理の打ち合わせ。夜には差配。手配をしてくれたNさんが家で報告をしてくれる。その時に大学教養時代の友人からお母様の訃報の電話が来る。 26日(金)大学から戻ってシャワーを浴びようと服を脱いでいると、Nさんから旧居…

煙突倒壊!

昨夕、これからビールでもと思っていたら、旧居の裏のSさんから「本城さん、大変な事になったよ」という電話で、慌てて長靴をはいて駆けつける。 するとうちの集合煙突が倒れてSさん宅の屋根の一部と窓を壊していた。お宅にお邪魔してお詫びと善後策を協議…

ご近所のイタリア料理店

職場から歩いて10分ほどの場所に「ラ・メーラ」というお店があります。昨日雪解け(暖かかった)の歩きにくいところを散歩がてら行ってみたら美味しかったです。 1,290円でちょっとした前菜とパスタとエスプレッソ。パスタは豚のラグーをかけた手打ちのリン…

女流監督

今日届いた『キネマ旬報』を読み流していると二人の女流監督の記事が目にとまった。一人は初めて知ったレベッカ・ミラー。何とアーサー・ミラーの娘で、ダニエル・デイ=ルイスの奥さん。アーサー・ミラーの『クルーシブル』でデイ=ルイスが主演した時の縁…

ご奉公

昨日の機関長選挙で教務センター長に選ばれてしまった。機関長とは北海学園で使う用語のような気がする。学生部長、就職部長、入試部長、図書館長、開発研究所長、そして教務センター長の6機関長を全学教授会で選挙します。 任期は2年ですが、2期4年やらされ…

アオヤギ君と逃走論

『ゴールデンスランバー』で首相暗殺犯に仕立て上げられた青柳は、仲間に助けられながら逃げ続け、小説の最後において逃走が続く苦い結末を迎える。何故青柳は逃げ続けるか。警察を巻き込んだ得体の知れない権力に一市民が抵抗する事は小説ならともかく、実…

中黒(・)と文節意識

「ゴールデン・スランバー」と「ゴールデンスランバー」、「ラッシュ・ライフ」と「ラッシュライフ」。 最近、中黒または中点を入れない例が増えているように思える。元々は日本語の並列のための句読点だった。ここでも読点「、」と中黒の使い分けが問題にな…

ゴールデン(・)スランバー

The BeatlesのAbbey Roadの中のアナログ盤B面8曲目にあるGolden Slumberに触発されて自家製の「ゴールデン・スランバー」を書いた事は懐かしい、恥ずかしい記憶です。 近年日本の娯楽小説でアメリカのポップやジャズのスタンダードの題名をそのまま使う例が…

テニュアを巡る悲(喜)劇

先週の採点中に新聞でアリゾナ大学でのテニュア(終身在任権)を決める審査で落ちた45歳の女性准教授が審査に関わった3人を射殺した事件があった。この事件では日米の違いその他が思い当たる。 まずテニュア。これラテン語のtenir(英語で言えばhold、保持す…

リスニングの失敗!

昨日は4日間の一般入試の4日目人文学部の試験があった。1部英米文化の受験者は地方会場も含めて400名くらいだろうか。若干の減か。北星学園の知り合いの話では昨年並みというので、少々心配。 さて朝から「選択科目」、「国語」そして最後の3時間目の試験は…

(元)アル中探偵

しなければならない仕事や、読まなければいけない本をほっぽり出して、ローレンス・ブロックの「マット・スカダー」シリーズを読んでいます。 酒好きの刑事が、間違って子供を射殺してしまった事がきっかけで、警察をやめ私立探偵になる。最初は普通の酒飲み…

煙の樹

デニス・ジョンソンの『煙の樹』を翻訳をした藤井君から頂く。「全米図書賞」受賞、「ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書」にも選ばれた作品で、600頁を超す分厚い本を札幌〜東京〜トロント〜ロス〜京都と移動しながら訳し続けて来たらしい。 物語はケネ…

最終講義と送別会

昨日は退職される2先生の最終講義と送別会。講義は学生にも聞いてもらいたいが、時期的には定期試験が終わり、一般入試の前の補講期間に開催するしかない。送別会も3月中旬くらいがいいのだけれど、最終講義の当日の夕方というのも悪くない。 さて英語学のK…

風景の発見

絵画は宗教画〜歴史画〜肖像画〜風景画へと発展してきたようです。アメリカでは素人画家または日曜画家から専門の画家が出現するのは18世紀。でも最初の優れた画家がイギリスに渡って彼の地で評価されたのはいいのですが、英国王室アカデミーの会長になって…