2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

緑を求めて

建てて2年近くになるが、ある理由で庭作りが延期している。緑がほしいのはそのせいか、雪に埋もれた冬のせいか、年齢のせいか。室内で楽しむ観葉植物の鉢がほんの少しづつ増えてている。大学の傍の緑のセンター(豊平公園内)やロフトやデパートの園芸店、そ…

試験監督は楽しい?

今日は定期試験の監督が3つ、最後はこれからで2部の2時間目。知り合いのブログを読むと、授業の時の学生は憎らしい?けれど試験の時に一生懸命に答案を書いている学生は愛おしい?と書かれていた、なるほど。でもその後にこの単位を落とすととかいう泣き言…

リアリティの表現

このブログは日々の雑感(天候・食事・世の中の事など)と、文学・映画・音楽その他芸術系のもろもろをテーマとしています。で、お読みの方は分かると思いますが、自分の研究・授業の準備的な部分も多いです。つまりこんな風に考えられるね、考えてみるとど…

言葉の虚しさ

『レボリューショナリー・ロード』見てきました。映画館は昨年の夏以来。水曜日は男性1000円。ソフトクリーム(250円)をなめながら上映開始を待つ。クレジットを見ると制作はDreamworks、スピルバーグの始めた会社だ。その後Paramout系列のViacomにスタジオ…

危うし家族

アメリカの小説家ジョン・アップダイクが76歳で亡くなった。新聞でも『走れウサギ』が代表作となっているように「ラビット・アングストローム4部作」が最も重要な作品と言っていいだろう。確かに1950年代から80年代にかけて書き続けられたラビットと渾名され…

理想と妄想

『レボリューショナリー・ロード』(翻訳、文庫)を読む。その面白さはこの作品自体の構成・文体・人物造形・ストーリーの他に、50年代の郊外を描いた小説・映画と比較しつつインター・テクスチャルに考えようとしているせいもある。例えば主人公のエイプリ…

初めての懐かしい味

Tデパートの地下で豆腐(K屋には北海学園の学生がバイトをしています)と鯖の味噌漬け(K屋のお向かいの味のH藤)を買った後、臨時に出ていた山形特産品のコーナーでおみ漬を買う。 初めて知った味と名前。亡父の故郷が山形の酒田市郊外なので、何となく買っ…

繁栄の50年代の裏側

60年代にカウンター・カルチャーという形でアメリカの物質文明に異議申し立てをしたはずなのに、アメリカの資本主義経済は無限に経済的豊かさを供給し続ける事でアメリカン・ドリームを実現する。だとしたら経済的豊かさの前半部「経済的」を「文化的」に変…

「資本主義はどこへ」

朝日新聞の朝刊に佐伯啓思(京大教授、、『アメリカニズムの終焉』など)が「資本主義はどこへ」というコーナーで「脱成長で文化を楽しめ」という談話を発表している。 アメリカ型資本主義がモノが充足した70年代以降製造から金融に投資先をシフトしバブルを…

カナダは美味しい

カナダの食べ物は基本的にアメリカと同じだと思う。ブロック大学の付近にはティム・ホートン(カナダの有名なホッケー選手の作ったファースト・フードのチェーン店)、マクドナルド、サブウェイなどしかない。あとは大学内の食堂。 滞在したのは大学から歩い…

そして雪が・・・

雨の次には雪が。昨夜は家内と友人(昔からの飲み仲間で、園芸のプロ)と飲みに出たのだが、帰りが寒かった。あんなに寒く感じたのは久しぶりだった。 土曜日午後は、全学教授会と学長選挙。その選挙の責任者だったが1回の投票で当選者が決まりほっとする。…

1月に雨が・・・

昨日は雨と風で大変だった。もともとオンボロの傘が完全にお釈迦になった。それで今日は最高気温が零下3度。世界情勢や日本の不況や政治と同様、天候もバランスを欠いているような。 だからと言って雨の写真は気がめいるので、昨年9月に学生を引率していた時…

日本のドライ・フルーツ

近所の「まほろば」という自然食品店を重宝している。前は歩いて1分ほどのところにスーパーがあった。品揃え・店員の態度等あまり良くないけれどとにかく近かった。 新しい家はテニス・コートは歩いて1分だけれど、スーパーは8分、生協は10分。で、4分のま…

ハイチからの声を聴く

オバマ新大統領の好きな音楽にマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンの他にフージーズというグループ名が道新に出ていた。フージーズ?それってFugeesの事らしい。ネットでもフージーズと出ていた。Fugeesはフュージーズだと思うけれど・・・ でも大統…

自前のテキスト

4月から演習(3年生)を担当するが、テキストはアメリカの文学・映画・音楽・美術その他のテーマに関しての英語のテキスト読みつつ、質疑をしたり、文化研究の方法の説明やレジュメの作成、プレゼンの練習など、基礎ゼミ的な内容も考えている。 で英語のテキ…

例年並?

昨日はずいぶんと降った。温かくなった後に降ったので、道路はがたがた。夜半と朝の除雪。前回比(15日「センター試験と雪」)のために?その前に同じ場所の写真を撮って。古い家の様子も見てきたけれど屋根の雪が少し心配だ。早く処分すればいいのだけれど…

Bass Culture

ヒップホップはNYのブロンクスで生まれたとされるが、ジャマイカのDJ+サウンド・マシーンを持ち込んだクール・ハークが重要人物の一人だし、KRS-ONEもジャマイカ出身、スクラッチを普及させ最初のラップ「メッセージ」を送り出したグランドマスター・フラッ…

In the Ghetto

I come correct and I won’t look back’cause it ain’t where you’re from, it’s whereYou’re at / Even the (ghetto) 「俺は正しい道をやってきたから振り返る事はない/どこから来たのではなく、どこにいるかが大事なのだから /ゲットーにいたとしても 僕…

Caryl Phillipsにふれる

クロード・マッケイの生まれたジャマイカからセント・キッツに目を転ずると、キャリル・フィリップスがいる。生後間もなくイギリスに移住したフィリップスは、イギリスにいても外部の人間とみなされる。しかしセント・キャッツを自分の帰属する場所とも考え…

Claude McKayをかじる?

月末の研究会でクロード・マッケイの詩の発表がある。適任者が他にいるのだが事務局の本城に司会がまわってきたので、付焼刃的に泥縄式にお勉強をしています。 今回は"The Harlem Dancer"と"The Tropics in New York"についての発表なので、詩集(薄い原著…

センター試験と雪

雪が少ないと思っていると1月中旬のセンター試験の頃にどっと降る事が多い。でも昨夜はそれよりも少し早めに積った。出勤前の雪かきの時に玄関先のマンサクの鉢につもった雪を撮る。神社のどんと焼きには間に合わなかったので、庭でしめ飾りを焼く事にする。…

続ノワール探究

『復讐は俺に任せろ』(1953年)はフリッツ・ラング監督、グレン・フォード主演。捜査の過程で妻を殺されたデイヴ・バニオンが警察バッジを捨てて犯人を追う。ボスの手下(リー・マーヴィンが迫力)の情婦がデイヴを助ける。この情婦を演じるグロリア・グレ…

ノワール探究

きっかけはレコード屋で見つけた20世紀フォックスのクラシックDVD『ローラ殺人事件』(1945年)だった。フィルム・ノワールの傑作として有名な作品を初めて観た。 主人公のローラが殺され、その捜査の過程で彼女の人生と人間関係が浮かび上がる。ローラ(…

『越境』再説

三部作の中では苦手だったが『越境』を再読すると、三部作の中だけでなく、マッカーシーの最高作なのではないかと思うようになった。 ビリー・パーハムが捕まえて、国境を越えてメキシコまで連れ戻す狼は野生・自然・イノセンスのメタファーか。 ストーリー…

アリス・マンローの面白さ

アリス・マンローの2001年の短編集のタイトルはHateship, Friendship, Courtship, Loveship, Marriageです。 2006年に出た翻訳は『イラクサ』。中にNettle(イラクサ)という短編もあります。これも悪くない。映画にも使えそう。 で、タイトル作のHateship, …

連休の最後

昼食に久しぶりに「洋食道ラグー」に行ってみる。北1条西19丁目にある煮込みが売りの洋食屋さんだ。 残念ながらランチに煮込みはなかったけれど、チキン・カレーとチキンのトマト・クリーム・ソースあえが美味しかった。濃すぎず、かつ家庭料理よりも洗練さ…

戦争と写真

最新のキネ旬を眺めていると2008年のドキュメンタリー特集の中に『アブグレイブの亡霊』があった。例の「アブグレイブ刑務所における捕虜虐待事件」を取りあげた記録映画だ。その紹介の小さい写真がサブリナ・ハーマンが拷問のあげく死んだイラク兵士の死体…

カルチュラル・スタディーズ?

火曜日に英米文化基礎演習の最後の授業がある。大学における基礎ゼミって全国の大学で試行錯誤中で昨年は導入教育・初年度教育も含めて学会も発足したくらいだ。 基本的には大学での学び方を学ぶ、というスタンスでいるが言うは易く・・・まず学生にこの科目…

授業の失敗?

金曜日2部の「北米文化論」の11回目は「都市を描く絵画・写真」でやってみた。このブログの12月末からの絵や写真は結局そのためのものだったけれど、うーんあまりうまくいかなかった。 たぶんいつもと同じ様に時間が余ったのだけれど、学生に意見を言っても…

レポートを読む2

レポートを読んで疲れるという新(珍?)現象の理由が解明された。 やはり書き手の意図を理解しがたい下手なレポートを読み続けると疲れる。いいレポートの定義によるが、ちゃんとしたレポートは論理の筋を追って無理がないので疲れない。何を書いているか分…