2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ニセコの夏

毎年大学のテニス同好会で夏にニセコのロッジに2泊3日の合宿?をしています。30年近くになりますが、僕の方は何となく9年ほど不参加でした。でも今年からは事務局長なので、6月末に行きつけのロッジに連絡して、宿泊可能日を聞いた後、30数名の会員の参加可…

モノと情報

大量生産〜大量消費の時代が第1次大戦後の1920年代に始まって100年近く経とうとしています。モノによる贅沢も経験して、自然や地球の資源の事も考えると要らないものは要らないと分かってくる。それは1960年代の繁栄を謳歌したアメリカに起きた価値観の大き…

「捨てる」哲学

最近、研究室の引っ越しの時や、夏休みの本とビデオの整理をしながら、「捨てる」事の意味についてつらつら考えています。基本的には生きるために必要なものは何か、つまりそれは何を持って生きるか、結局は生きる事はについて考える事につながるような気が…

捨てる

自宅の本棚と小さい書庫が手狭になってきたので、選んで捨てる作業に入っています。まず『キネマ旬報』。この映画の雑誌(専門誌?)は高校時代に取っていた『映画の友』がつぶれてから買っているので、40年以上になります。ほんのちょっと欠落があるので、…

子供時代の記憶

昨日は中学校の同期会でした。同じ小学校から進んだ仲間も多く、小学校のクラス会や同期会はあまりしないので、中学ではクラスが一緒の経験はないけれど小学校で同級だった仲間とも話す事ができました。お風呂屋のSちゃんとはほぼ50年ぶりに話し、でも小学校…

マリネと言葉の定義

マリネは肉・魚(スモークサーモン、ニシンなど)・野菜(タマネギなど)を、酢やレモン汁などの漬け汁に浸す調理法またその料理の事というのは結構知られています。しかし野菜だけのマリネはピクルスとどう違うのか、魚のカルパッチョとは同じなのかと聞か…

学部の学会

たぶん中くらいの規模の大学はどこもそうだと思いますが、うちの大学も各学部が小さな学会組織になり、紀要を出しています。今僕が所属している人文学部も開設22年目ですが人文学会という学会があって、昨年21年目を機に組織替えをしましたが、基本的には学…

もう一人の畏友

フラメンコ誕生に関わったスペインのジプシー(ヒターノ)とモーロについて書いたら、もう一人の畏友W君がワシントン・アーヴィングの『アルハンブラ物語』について教えてくれた。『アルハンブラ物語』(1832)はグラナダにあるアルハンブラ宮殿に関する旅行…

周辺から中心へ

『誰がために鐘は鳴る』の主人公を助ける共和派ゲリラの多くがジプシーだった事と関連して、スペインのフラメンコについて少し考えてみた。本当は踊りとしてのフラメンコにはほとんど興味がなく、フラメンコ・ギターにはけっこう関心があるので。不明な点も…

不覚

せっかく予習をしたのに研究会に欠席してしまった。風邪気味でダウン。発表者は旭川から来てくれたのに失礼な事をしてしまった。1学期の授業が終わり、猛暑の中の定期試験、そしてオープン・キャンパス。何回も書いたけれど、年のせいか疲れ方がちょっとずつ…

ジプシー〜ヒターノ〜ジタン

土曜日にヘミングゥエーの『誰がために鐘は鳴る』(1940)に関する発表があるので、翻訳と原書(Kindleで100円でした)を軽く?再読。スペイン内戦下の主人公のアメリカ人ロバート・ジョーダンとスペイン人女性マリアの他の反ファシズムのゲリラ隊の殆どがジ…

名作を見直す

『死刑執行人もまた死す』(原題:Hangmen Also Die! )をBSで再見しました。フリッツ・ラングの映画はノワールとも関連が深いので研究費でDVDを買って見ています。この作品は1943年のアメリカ映画で、1942年のナチス・ドイツのチェコ統治の副総督ラインハル…

最後に向けて

今年の夏は暑い。6月ころか冷夏と言う予想もあったけれど、あれは何だったのだろうか。まだ定期試験中ですが、学生も試験監督も暑くて冷房がないので大変です。僕は木曜の試験監督で欠席者を出席としてしまい。答案枚数が足らずあとから事務の人が確認するの…