今度はヒップホップ

来年の6月に早稲田大学で開催されるアメリカ学会の「ヒップホップ部会」で話をしないかというメールが来ました。最近のヒップホップをめぐる文化的・社会的状況については不案内なのですが、久しぶりに勉強をし直してみたいと思っています。
 そこでは「ヒップホップがアメリカ社会の人種問題を現状のみならず、歴史的にその起源にさかのぼって表象し分析する手段であった」という事を検討し議論するものの様です。その際に挙げられている4つの映画・テレビ・ミュージカル・事件について1つしか知らなかったので、最近はその辺りに不案内であったなと再認識しています。
 で唯一知っている『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)は実はこのブログでも紹介しようと思っていました。西海岸のラップ・グループNAWの成功と崩壊を描いた映画で評判もいいようです。もちろんアルバム『ストレイト・アウタ・コンプトン』は持っていて(聞いていて)、この有名な(有名になる)ラッパーたちの重量級のヒップホップは聞きごたえがあり、簡単には評せないものであるんですね。でその映画化は後ほど紹介します。