2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今度はホーソーン

昨年末はメルヴィルの「バートルビー」でたくさん勉強しました。今度は3月の「若手研究者のためのワークショップ」でHawthorneの短いエッセイ=紀行文 My Visit to Niagaraを取り上げる。サブ・テクストとしてレオ・マークスの『楽園と機械文明―テクノロジー…

総合研究の落とし前

2008年度の総合研究をやっと終える。学内研究助成は一般(個人)、合同(同一学部内複数教員)と、総合研究(学部を横断する複数の教員)とあり、5人で500万近い助成金がついた。一人80万位をめどに使用予定をたて、僕はノート・パソコン(スペック満載で30…

ウインナー・シュニッツェルを食べてみる

昨晩は、チーズ・フォンデュのお店に何年かぶりに入りました。料理もサービスもいまいちだったのですが、ウインナー・シュニッツェルだけがまぁ食べれました。 ドイツ語Vienna schnitzelが英語表記でWiener schnitzelに。「ウィーン風カツレツ」です。それも…

中途半端な読書

年末から集中力(あるとして)が散漫できちんと読み終えて感想文を書く事ができない本が増えた。 待っていた『ブラッド・メリディアン』(2009年12月、早川)も面白いのだが重たくて。原書と並行しているせいもあるのだろうか。 『時間の比較社会学』(真木…

補講と音楽とお酒

昨日で2日間の補講日が終わり、今日から2月初めまで定期試験です。僕は担当の7クラスの試験と・レポートの採点・評価を提出したので後は他の科目の試験監督、一般入試の試験監督・採点。そして3月は教務委員の仕事になります。 昨日は夕食に狸小路6丁目の「…

吹雪のセンター試験

16日(土)は大学入試センター試験の1日目。この冬一番または初めての吹雪で少し心配でしたが、朝7時台の出勤時間だけであとは大丈夫だったようだ。 1時間目の公民では少し緊張したけれど後は何回もしているのでルーティン作業。けれどこの試験監督がつらい…

あっと言う間の30年!?

今日の教授会で勤続30年の賞状と記念品を頂く。 28歳で北海学園大学の教養部に英語教員として赴任して、あっと言う間に30年が過ぎてしまった。本当に何にもしてこなかった気がする。 30代はまだ飲み盛りで、勉強もしないでススキノに通っていました。とは言…

右も左も

お酒は大好きなのですが、甘いものもかなり好きです。和菓子も洋菓子も。キンツバや田舎饅頭、桜餅、鶯餅。ケーキもオペラ(チョコレート)やイチゴ・ショートやミルフィーユ、キャラメル・ムース、ロール・ケーキ。クッキー系もガレットなど。これでは体重…

今度は基礎ゼミ終了

昨日で今年の授業はすべて終わった。学生にとって春休みが一番長いかも。僕らにとってもこれで4月中旬まで授業がありません。 と言うと何てお気楽なと思われるかも知れませんが、今週末にセンター入試(昨日はその説明会が2時間?!)、来週から2学期の定…

ゼミ初年度終了

初めて担当した専門ゼミ(1年生の基礎ゼミとは異なる、3・4年の演習)が昨日終わった。 教養部〜経済学部〜人文学部と、何度も触れてきたように、1991年文部省の大学設置基準大綱化以降の大学教育の変動の波をもろに浴びてきた教養教育担当者の一人として、…

ワークショップの行方

今日は初出勤。予め研究室の暖房を入れてもらうようにお願いしたが、やはり5日間も開けていたのでなかなか部屋が温まらない。昼は久しぶりにプリンス・ホテルの坦々麺+ザーサイ+生ビール(+紹興酒、お正月なので)。 3月に支部の研究談話会の拡大版とし…

カイロスの唄

眼をすえ 唇をかみしめ/わたしは通りすぎる/不動の万象の間を たれもわたしの近づくのを知らない/長い髪をなびかせて/わたしはひとつの速さである 『花火』(1956年)に収録されている多田智満子の「カイロスの唄」の冒頭です。フランスの思想関係の翻訳…

年の始めに

年の始めに思う事はあまりない。でも不況や混沌とした世界の足音は如何に鈍感な僕にも少しづつ聞こえてくる。周りにリストラされたり、早期退職に応じたり、就活がうまくいかなかったりする例が増えてきた。50代で亡くなったり、ガンにかかっている知人も片…