2011-01-01から1年間の記事一覧

iPhoneの意外な?活用法

週末荒れると言う予報が後倒しになって、週明けに大雪が来ました。さっそく少しだけ雪かき。こんな天気の時のごみ集配の人たちは大変です。 さて年末は法事(元旦がお義母さんの四十九日)や、小掃除、仕事の整理、少し採点など。2年前は若き日に関心があっ…

メタ的思考

最近では支部大会のシンポジウムで司会のK先生が、シンポジウムでは講師は完成された発表ではなく話題提供をするというような事を仰っていた。僕も昨年発表した時講師仲間は原稿を用意して発表をし、僕だけレジュメを前に話をして、後からこれで良かったん…

タレントの品格

昨日何となく「ブラタモリ」の再放送を見ていました。文字通りタモリが街をブラリ散策するのですが、このタモリさん、いろんな趣味をお持ちのようですが、『TOKYO坂道美学入門』を出したくらい古地図を持って街を歩き、その歴史も含めての町の変貌と現状?に…

支部大会その他

17日(土)北星で第21回の支部大会。シンポジウムは片山先生の司会兼講師。教え子の講師たちとアメリカ文学における恐怖(畏怖)的なものについて、ポー、フォークナー、オルコット、オーツの諸作品を取り上げて論じた。 第2部の講演は上杉先生に黒人史につ…

Rolling Stone雑考

授業でディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」を読みました。以前間違って?「イッツ・オールライト・マ」を取り上げて大変な目にあったので、今回は比較的読みやすくて、内容も音楽的に濃いこの曲に。 授業の最初に「転石苔をも生ぜず」って知って…

e.e.cummingsと映画

『君がくれた未来』(2010)というヨット・レースと自動車事故で死んだ弟との交流と恋愛がテーマの青春映画の終わりの部分を何となくながめているとe.e.cummingsの詩が主人公の青年(ザック・エフロン)によって女性に語られる場面がありました。後でネット…

変身

前に書いてからちょうど1週間が経ちました。午前中喪中欠礼の追加、午後義父の仮通夜、翌日曜日は午前中義母の三七日、夕方お通夜。月曜日は予定通り教務委員会をやって、火葬場行きのバスに間に合うかなと思ったら、告別式が押したらしく余裕で間に合いまし…

Nasの"I Can"

月曜日の葬儀(告別式、火葬場、繰り上げ法要)の時には、午前中教務委員会を予定通り開催するので、告別式は欠席でぎりぎり火葬場に行くバスに間に合うかどうか。火葬上から戻って親族というか家族で少し「終わったね」という名残の時間が月曜夕方から夜に…

喪中欠礼

ここ数年喪中欠礼を頂く事が多い。同年代の年齢の友人・知人の親が亡くなる年齢なのと、60前後の兄弟が亡くなる例も多い。 実は義母の三七日を迎える前に、病気療養中の義父が昨夜息を引き取った。8月末に緊急入院をしたのは85歳の義父の方だった。娘たちと…

ソウ活って。

金曜日の3年のゼミで2名づつショート・プレゼンの練習をしていますが、今回はSNSとある学生が言いだした。何となく理解できるようになったけれど分からない事も多い。たまたま帰宅して夕刊をみると「ソウ活拡大」という記事があるではないか。 フェイスブッ…

介護とロジ担

入院中のお義父さんの介護を4人の娘たちが交替でやっています。手の足りない時には、婿たちも手助けしますが、やはり双方に遠慮があって思うようにいきません。顔や頭をかいたり、スプーンでお茶を口に入れたりは何とかできますが、下の方はまだ。 それで自…

休講

今週はこの数年で初めて休講としました。 入院中のお義母さんの容体が月曜日に急変して、そのまま夕方息を引き取りました。 翌火曜日円山の自宅に戻り仮通夜。水曜日に西本願寺別院でお通夜を営みました。円山の自宅から歩いて5分で至便。ここでは500席あり…

11.11.11.

2部の「北米文化論」では15名の学生の半分が昨日ひとり15分くらいの持ち時間で、アメリカ文化に関して自分で関心のあるテーマについて発表して質疑を受けると言うことをやりました。 NASAの宇宙計画、リチャード・ライトの『ブラック・ボーイ』、9.11、ヒッ…

ベックと女性ベーシスト

WOWOWでクロスロード・ギター・フェスを見ていると、ジェフ・ベック登場。それまでのブルース・フレイバーあふれる曲調とは一転して、ロック、ジャズ風で逆に新鮮でした。しかもベースが若い女性で、ソロも上手い。 彼女はタル・ウィルケンフェルドというオ…

Lady Gagaとテニス

昨日の授業ではレディ・ガガの「スターストラック」を学生が取り上げたが難しかったです。まず学生が僕に送ってくれた歌詞が途中からのもので、オリジナルを別途プリントで用意しましたが、歌詞を読んでみるとこれがラップ調で難しい。 ラップの歌詞はライム…

遅刻?!

月曜日の教務委員会に遅刻をしてしまった!昨年15回、今年10回の中で初めてです。いつも1時間近く前から研究室で待機していて、10分前に会議室で担当事務の人と軽い打ち合わせや雑談をしながら開始を待っているのですが・・・ 日曜日に義父の心臓停止の報を…

本物の不良

今週の「北米論」では「アメリカの音楽」3回シリーズの第1回をやります。第1回は「ブルースからジャズへ」、第2回は「R&Bからロックン・ロールへ」、そして第3回は「ソウルからヒップホップへ」と続けるつもりです。でも3回切れ目なしに音楽をやるのはあ…

ジョブズの家系

スティーブ・ジョブズが作家のモナ・シンプソンの兄である事を初めて知った。ジョブズの写真を見て予想したように、というかアップル・ファンの人はみんな知っているだろうけれど、父親がシリア人。作家の方の容貌ではよく分からないが。 経歴をみると波乱万…

メル・ギブソンの評価

今週号の週刊『文春』に内田樹さんの「色あせない映画 オールタイム・ベスト10をえらぶ」というエッセイがありました。その中でメル・ブソン主演の『ペイバック』の中の身体論が面白かった。 具体的には主人公のメル・ギブソンが金を返してもらいに行った先…

残念

先週は土日雨だったので、テニスができず酒浸り?でした。今日はと思ってスタンバイしている小雨が・・・と諦めかかっていたら晴れてできました。 公園の入り口のもみじの小枝が落ちていたので、我が家の玄関に置いたらとても映えました?でも玄関が暖房中は…

ポップ・アート

4年生の卒業研究の最終発表が続いています。昨日は「ポップ・アート」について。ウォーホルとリキテンスタインの比較と言うか、芸術と非芸術のボーダーについての考察が面白い。漫画というポピュラー・カルチャーを素材に、細かい技術で印刷や複製に似せなが…

お気に入りの

駅前のステラ・プレイスに入っている「南国酒家」に時々行っています。奥に二人掛けの窓際の席があって落ち着く。 そこでは生ビールとまん丸ぎょうざ、そして甕出し紹興酒(グラスで)とカニとレタスのチャーハンが定番です。チャーハンは美味しいけれど量が…

ミュージカル

そんな訳で、西部劇とミュージカルと言うアメリカ映画にしかないジャンルについて準備中です。実は西部劇についてはフロンティア神話の映像化という枠組みで以前からまとめていました。 でもそれだけでは90分持たないので、というか持つけれど学生の興味を持…

北米論

4年前から2部で担当している「北米論」は「都市と郊外」という視点から話をしてきました。都市論は70年代辺りから文化論では普通のパラダイムですが、どうもうちの2部の学生には少し負担だったようで、僕自身の話の進め方のせいもあるのでしょうが、30数名の…

不勉強

今週は大学の予算のための学長ヒアリングが行われていて、金曜日は教務センターの順番でした。僕はセンターの「目標と学事計画」について述べ、予算の明細は事務の人が説明してくれます。同時に各課程はセンターの中にあるので、その説明も聞いています。と…

真面目が大事

ロックの歌詞を読む授業(英語文化演習)の話はよくしていますが、昨日は経済学部2年のMさん(女子)がPeter Gabrielの"Don't Give Up"について発表した。僕の方で用意したテキストの最後の曲で、このあとはしばらく受講生が自分で選んできた曲を発表しても…

Double Barrel

この「ダブル・バレル」とはオークニー島にあるスコットランド最北の蒸留所のHighland Parkと、アイラの Bowmoreとバッティングしたウイスキーの事です。モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーのブレンドがいわゆるブレンド・ウイスキーである事は知って…

和むもの

前項の「凶暴」とは対極にある「和み」路線で、これも何回か紹介している玄関のマンサクです。藤野の花屋さんで買ったものですが4年を過ぎたところで鉢が割れて、新しい鉢に入れなおしました。 根がノビノビしたのでしょうか、今朝水やりをしていたら、犬の…

凶暴?!

ここで何度も紹介しているHighland産のSingle Malt Scotch Whiskyである Glenmorangieはすでに5種類くらいは飲んでいるのですが、また楽天でTraditionalというのを見つけて買いました。理由は 100°Proofという濃さです。 このプルーフというのはお酒のアルコ…

シンポジウムのミニ報告

日曜日のシンポジウムのタイトル「あめりか・いきものがたり」は説明を受けないと少し分かりずらい。ゆっくりと行ったので司会者のその辺りの説明を聴き逃したけれど、たぶん「生き物」+「物語」だろうと思います。文学における「他者」を人間から動物へ敷…