2012-01-01から1年間の記事一覧

学会で名古屋へ

今回は予め時刻表で最適の時間とルートで千歳に行く準備をしました。最寄のバス停は平均4分遅れで来る。JR琴似に5分前に到着。小樽から来る普通列車がそのまま千歳行きの快速エア・ポートになるので、札幌駅で乗り換えなくてすみます。札幌−千歳間の時間は…

ゼミの交流と指導

4年ゼミの今年最初のコンパが昨日ありました。2月にやったのが前年度でしたので、正確に言うのなら、今年度初の、そして全員が揃ったのも初めて。今は学生がバイトや部活で忙しいんですね。 飲み放題2千円という場所を幹事が見つけてきて、6時45分から2…

雇用の形態

土曜日は大学祭の初日だったが、昨年から開始した履修証明プログラムの一部としての公開講座(土曜日に5週連続)の初日でもあったので、昨年と同様簡単なあいさつをする。履修証明プログラムの方は5年前の学校教育法の改正に伴い、大学が研究・教育の成果を…

鼓舞する

またベースの話です。やはり僕ほぼ同年のスタンリー・クラーク。70年代初頭のチック・コーリアの『リターン・トゥ・フォーエバー』で登場。その後『スクール・デイズ』などのリーダー作もあります。この『スクール・デイズ』の中の「ライフ・イズ・ジャスト…

会場その2

アメリカ文学会全国大会の開催担当支部は東京支部と関西支部を中心に、地方の支部に10年に1回ほど回ってきます。北海道支部は2005年に北海学園大学で全国大会を開催し、2年後の2014年にも北海道支部の担当が回ってきます。最初はI先生のいる北星でほぼ決ま…

会場その1

来週名古屋(大学)で、アメリカ文学会全国大会が開催されます。いつもそこで道外にいる北海道支部会員の交流のための懇親会(通称、北海道支部同窓会)があります。だいたい幹事だったKさんが仕切ってくれましたが、いまは事務局となった彼女が今でも同窓…

英文学をどう教えるか

これも支部大会2日目の午後のシンポジウムです。H先生(北大英文の後輩)が司会兼講師で非人文系の学生にワーズワースの詩を教える例について発表。詩の韻律、表現の自由と形式、コンテキストの役割などを理系の学生に初歩から教えるその方法が工夫があって…

Unaccustomed Earth

支部大会2日目のアメリカ文学部門の研究発表でジュンパ・ラヒリの『見知らぬ場所』について教えられました。 わがアメリカ文学会の支部の会員、役員でもあるS大のWさんの発表ですが、「新アメリカ人」という、アメリカ生まれのインド系の人たちの移動につ…

支部大会

こちらはアメリカ文学会ではなくて、英文学会の北海道支部大会の話です。今年は10年ぶりくらいに北海学園大学が会場で、4名いる支部会員の一人である理事のI先生の指揮のもとに会場校としてお手伝いをしました。 立て看や掲示物、会場の教室(これはI先生…

帰朝報告

金曜4時間目の3年専門ゼミ(それほど専門性はないかも知れないけれど)は、9名中5名の帰朝?報告をお土産のクッキーやチョコレートなどを食べながら聞く。 まず北米二人。カナダのセント・キャサリン市にあるブロック大学。人文学部学生(ほぼ英米文化の学生…

履修訂正の功罪

「学生が来ない?!」の理由はやはり学生が履修した科目を放棄(諦めた)事によりらしい。もう少し他のクラスの例と、履修者の声も聞いてみたいのですが。 今までなかった事が時々起きています。前項の「成績照会」も杜撰なシラバスを書いた僕に責任があるけ…

成績照会

昨日K学部の事務から電話があり、英語講読受講の学生から成績照会があったとの事だった。シラバスで出席30%、平常点40%、試験30%となっていて、自分は1回も遅刻も欠席もしていないし、授業で当てられた時もすべて答えたのに「不可」はおかしいとの問い合…

忍路でランチ

土曜日はまだ肘が痛いのもあって、かみさんとそのお姉さんの運転で久しぶりの小樽へ。小樽市内ですが、祝津の少し先、余市の手前の忍路(「おしょろ」と読みます)の海が臨めるレストランでランチ。ヨットの浮かぶ海岸と言うなかなか素敵なロケーションでし…

学生が来ない?!

木曜日の英語の授業で30数名の履修者の半数位が欠席でした。学生に嫌われた?か、2学期に学部の専門科目を配置したか、不思議に思って後から調べてみました。すると同時間の別の授業も似たような状況だったらしい。この学科は英語の必修単位が少なくて、他の…

見つけました?!

2009年12月に「アメリカン・ミザンスロピー」と「暴力的な相棒」というタイトルで、似たような事を書いていました。でも少し違うのでいいかなと。 それとタイトルを「またビスケット」としてしまうと、後から記事を検索するのに不便だと分かりましたので「ま…

で、ビスケット

スペンサー・シリーズ第9作『儀式』(1982、1984)に出てくるホット・ビスケット。ここではパック物のホット・ビスケットをオムレツと一緒に食べます。バターとジャムを塗って。 『スペンサーの料理』の東理夫さんによると、西部劇『怒りの河』(1952、アンソ…

またビスケット(とロバート・パーカー)

札幌の9月は秋の気配が濃厚な季節なのですが、今年は以上に暑い。確かに最近は地球温暖化の影響か、札幌も結構暑いですが、今年のお盆以降の暑さは、半世紀以上この地に暮らして初めてです。しかも蒸し暑い。 さて夏季休業最終日の今日、シャワーを3回も浴び…

シェーンとギャッツビー

このタイトルでは、アメリカの小説と映画の両方に関心がある人でも分からないと思います。実は『シェーン』(1953)のアラン・ラッドが主演した『暗黒街の巨頭』(1949)は、あの"The Great Gatsby "の映画化だったんです。今読んでいる「フィルム・ノワール…

アメリカ風?

全米オープン・テニスが終わりました。これが終わると秋と言う事で、テニスのシーズンも後少し、寂しくなります。実は2学期もひたひたと近づいてきて、それもこのブログを書けなく?している理由の一つのような気がします。 さて女子は第1シードのアザレンカ…

ビスケット

先月また西部劇と西部小説をすこし齧りました。その時、カウボーイが食事で「ビスケット」を食べているので、多分これは我々が知っているお菓子の「ビスケット」とは違うだろうな思っていました。画面では確認できませんが、僕たちの言う固いクッキーのよう…

優勝?!

うちの大学は町の中心に近い場所にあるのでキャンパスが狭い。大学の授業用のグラウンドもままならず、郊外に野球場、サッカーグラウンドも含めてのテニス・コート6面があります。だいたいは授業と部活用で、土曜日の午後1面を教職員テニス同好会が使ってい…

ワークショップと大学教育

先日行われた支部研究会の「若手研究者のためのワークショップ」に寄せて、支部会員の渡辺信二先生(立教大学)が原稿を書いてくれました。10回目になる支部ワークショップの第1回目の司会をしてくれた信二先生は、ワークショップの意義から、文学または文学…

同い年のベーシスト

1970年代に札幌でマッコイ・タイナーのクアルテットを聞いた。サックスはエイゾー・ローレンス、ドラムスは覚えていない。そしてベースはアレックス・ブレイクだった。このベースは、マッコイがコルトレーン・バンドにいた時のベース、ジミー・ギャリソンの…

Thin Red Lineの役者たち

「シン・レッド・ライン」は主役のジム・カヴィーゼルはその後メル・ギブソン監督の『パッション』でも主役(キリスト)を演じたけれどその後はあまり名前を聞かない。 出世主義のトール中佐を演じたニック・ノルティ、准将を演じたトラボルタ、ショーン・ペ…

「細く赤い線」を哲学する

■生と死を分ける「細く赤い線」を哲学する 伝説的監督で、20年振りの復帰で話題のテレンス・マリックの演出は、画面にかぶさる各兵士たちのモノローグを多用して哲学的・詩的な映像を作り出している。登場人物を多くすることにより物語を拡散させ、そこに個…

『シン・レッド・ライン』を観る

テレンス・マリック監督の『シン・レッド・ライン』(1999)をStarChannelでみた。 鬱蒼とした緑と原色の鳥、青い空と海に囲まれた熱帯の島に、メラネシア系住民たちに混じって子供たちと遊ぶ白人の姿があった。『地上より永遠に』の主人公プリウィットを連…

ビリー・ワイルダーとベルリン

11月のシンポジウムと2月〆切の論文に加えて、12月もシンポジウムのパネリストになってしまった。スピリチャアル・ジャズとピンチョンとマッカーシーを同時に考えるのに少し疲れて、小林信彦の映画本で休養。 小林信彦は『ヒッチコック・マガジン』編集長の…

Whartonを読む

先週の土曜日11日の午後、藤女子大学で北海道支部の例会=第10回「若手研究者のためのワークショップ」がありました。 第1回を立ち上げた上西さん(東京工業大学)が司会で、イディス・ウォートンの"Age of Innocence"をみんなで読むという拡大版読書会のよ…

オリジナルとライブ

ファラオ・サンダースの"You've Got to Have Freedom"を聞くためにオリジナルの演奏である"Jouerney to the One"を買い、同曲を聞きました。何か歌入りのフュージョンっぽいサウンドで、悪くはないが・・・ 結局82年の『ライブ』を繰り返し聞いています。そ…

また初めて

スピリチュアル・ジャズについて調べようと今まで遠ざけていた?ファラオ・サンダースのCDを2枚ほどアマゾンで購入。遠ざけていたのは師のジョン・コルトレーンの亜流だと思い込んでいたのと、妙に宗教的なポーズのアルバム・ジャケットや"Karma"というタ…