ワークショップと大学教育

 先日行われた支部研究会の「若手研究者のためのワークショップ」に寄せて、支部会員の渡辺信二先生(立教大学)が原稿を書いてくれました。10回目になる支部ワークショップの第1回目の司会をしてくれた信二先生は、ワークショップの意義から、文学または文学研究の存在意義、そして英語教育を含む大学教育の偏りについて、われわれ文学を研究するものがもう少し発言をした方がいいと提言しています。
 ぼくの勤務先の英語(共通教育)である時から英米文学の小説を止めて時事的なエッセイを中心に教えています。しかし少し短編小説を授業の全部とは言えませんが、一部取り上げてもいいかなと考え始めています。
 因みに信二先生は札幌東高出身で、第1回のワークショップでは「日米のペットの死を悼む詩の比較」というテーマで、谷川俊太郎、リチャード・ウィルバー、アップダイク、カーヴァ―の詩を取り上げ興味深いものでした。
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