支部大会

 こちらはアメリカ文学会ではなくて、英文学会の北海道支部大会の話です。今年は10年ぶりくらいに北海学園大学が会場で、4名いる支部会員の一人である理事のI先生の指揮のもとに会場校としてお手伝いをしました。
 立て看や掲示物、会場の教室(これはI先生が使用申請をする)など支部大会でもそれなりの準備は必要で、打ち合わせも数回。
 さて1日目土曜日は11時くらいからスタンバイ。書籍展示場のチェック。金星堂・朝日出版・英宝社の3社。立て看の設置。掲示物を貼り、会場の機器のセッティングと支部の事務局が来る前に、大方の準備を終えておく。
 理事会の後、支部長の開会あいさつ。2年後の全国大会は北海道支部が開催支部となり、会場は北大に決まる。2005年に北星で開催したけれど、北大では50年ぶりだそうです。
 文学と語学の2部門が2室で3つの発表が行われた。文学部門は土曜日はイギリス文学で、「女性の死を扱う」、「ロチェスターの映像表象」、「クッツエーの『恥辱』について」など。開催校なのであまりゆっくり聞く事ができない。
 夕方は全日空ホテル3階で懇親会。地下鉄が札幌ドームでの日ハム観戦帰りの客で超満員でした。懇親会は30名程の出席で盛況。僕は一人で白ワインを1本くらい飲んでしまう。出版社の若き社長に初のお子さんが出来たと告げられ乾杯する。北大英文科の先輩・同輩・後輩と歓談。今年の3月で定年、娘さんが結婚した等の話でやはり年を感じますね。明日もあるので一次会で帰宅。
 翌日曜日も語学部門が9時半から始まるので、9時前に出勤。雨模様と日曜なので参加者の出足は良くない。大学ではオープン・キャンパスもあり、教員・事務員がかなり出勤していました。文学部門の2発表(今日はアメリカ文学)、午後は「英文学をどう教えるか」というシンポジウム。どれも興味深く聞き、4時閉会式。そして撤収。
 久しぶりに英文学会の方の開催に関わって、楽しかったです。