で、ビスケット

 スペンサー・シリーズ第9作『儀式』(1982、1984)に出てくるホット・ビスケット。ここではパック物のホット・ビスケットをオムレツと一緒に食べます。バターとジャムを塗って。
 『スペンサーの料理』の東理夫さんによると、西部劇『怒りの河』(1952、アンソニー・マン監督)で主人公のジェームズ・スチュアートが幌馬車隊に加わっている女性からホット・ビスケットをもらい食べるシーンがあるらしい。
 あらためてホット・ビスケットを調べてみると、南部の家庭料理や朝食によく出てくるらしい。でも付けるのは圧倒的にジャムが多く、やっとソーセージや目玉焼きと一緒の写真を見つけました。