成績照会

 昨日K学部の事務から電話があり、英語講読受講の学生から成績照会があったとの事だった。シラバスで出席30%、平常点40%、試験30%となっていて、自分は1回も遅刻も欠席もしていないし、授業で当てられた時もすべて答えたのに「不可」はおかしいとの問い合わせだった。
 最近の大学はこのように成績を学生に渡したあとに異議申し立ての期間を設けています。でも自分が事務を通してこのような問い合わせを受けたのは初めてなので少し慌てました。であらためて自分が書いたシラバスの「評価基準」をみるとそう書いてある?これを素直に読めば、試験が0点でも単位がもらえる事になります。
 こちらの意図としては、出席も重要なのだというつもりだったのですが、それにこのように数年書いてきて問題はなかったので続けてきました。他のシラバスを見ると僕の様にかいている人もいますが、多くは出席の%はせいぜい10%、または平常点と試験で評価をするのであって、欠席が3分の一位以上あると評価の対象とならないという原則が記されている。
 僕も同様の考えで、優と良の、または良と可のボーダー・ラインにいる評価の判断に出席数や遅刻を考慮するという程度の意味合いでした。シラバスの書き方もそのあたりをきちんと表現して、誤解を与えない様に気をつけなければと、また反省しました。いつも反省しています。ちょうどその午後、その学生も含む授業で答案を返して、評価について説明をし、2学期は出席の評価に占める割合は10%程度とすると訂正をして終わりました。少し疲れた。