喪中欠礼

 ここ数年喪中欠礼を頂く事が多い。同年代の年齢の友人・知人の親が亡くなる年齢なのと、60前後の兄弟が亡くなる例も多い。
 実は義母の三七日を迎える前に、病気療養中の義父が昨夜息を引き取った。8月末に緊急入院をしたのは85歳の義父の方だった。娘たちと夫の介護をしていた義母の病気が分かり入院したのが9月末。その時点で癌の末期だった。間もなく義父と同じ病院の同じ階に移り、娘たちは両親を交代で介護していました。
 そのお義母さんが2か月の闘病生活の後11月中旬に息を引き取りましたが、お義父さんにはその事を伏せて葬儀を執り行いました。その時は葬儀と病院通いで娘たち(と婿たちも)大変でした。
 お義父さんは妻の死を何となく知ったようです。その事と闘病に疲れたのか、この1週間気力を無くしたようで、すっと逝ってしまいました。
 残された娘たちはあっけにとられると言うか、前回のノウハウが生きていると言うか、3週間と間を置かない再びの葬儀の準備をしようとしています。僕は義母の喪中欠礼の用意が遅れたので、もしかしたら義父の事も追加でくわえられるかなと、至極現実的な事を一方では考えていたりして。