送る作法

 友人のお母様のお通夜と告別式に参列した。いつもは元気な人だがお母さんを送る裳主として疲れていたみたい。今朝は二日酔いだと言っていた。
 さて日本のお葬式の費用と内容については疑問が多い。14年前の母の葬儀では200万以上かかったような。でも香典で賄えたようでした。弁護士の兄が喪主だったので、参列者も多かったし。
 今回はコンパクトな葬儀で増えているファミーユ系。ここは40万から100万を上限として20万刻みで予算を立てられるプランらしい。いずれにしても苦手なのはお坊さんのお話。人間や人生についてマジに語るので恥ずかしい?できれば故人にゆかりのある話で仏教的な講話にまとめるのならまだいいのですが。
 それと今回は葬儀委員長がいなく、故人の略歴を衝立の陰にいる若い男性がいい声で?説明していました。これも何か、違和感があって・・・
 遺族が一番悲しいのは棺の故人とお別れするときですね。友人の妹さんがお母さんの顔をいつまでの眺めたり、さすったりして別れを惜しんでいたのが印象的でした。僕は棺に釘を打つ時だったように記憶をしています。合掌。