子供時代の記憶

昨日は中学校の同期会でした。同じ小学校から進んだ仲間も多く、小学校のクラス会や同期会はあまりしないので、中学ではクラスが一緒の経験はないけれど小学校で同級だった仲間とも話す事ができました。お風呂屋のSちゃんとはほぼ50年ぶりに話し、でも小学校の何年の時だったかについては記憶が食い違う。でもお風呂屋さんの2階に泊めてもらって温かかったのをよく覚えています。
やはり小学校からの同級生が、僕の家に遊びに来た時におふくろに作ってもらったおやつの事話してくれたけれど僕は覚えていない。でも着物を着ていて、優しいおばさんだったと言われると、割烹着の母の事が思い出されてとても懐かしかった。家族以外の人が話してくれる家族の事って、新鮮で貴重です。
僕の家は敷地は広かったけれど、お金がなかったので、敷地内にアパートや貸家を作って収入の足しにしていました。小さい時は、間貸し・下宿もしていて、自分の部屋が持てたのは小学校高学年になってからだろうか。その前は茶の間や縁側の隅に勉強机を置いていた。夏休みにその縁側の机で早く宿題を済ませて遊びに行こうとしていた自分を憶えています。今もそうですが、仕事や勉強は早くすませて自由に、身軽になりたい。その場合、何とか形はつくけれど、雑な結果になる事も多いです。
家の庭や物置で一緒にかくれんぼをした隣のNちゃんは同い年だったけれど、小学校・中学校とクラスは違いました。そのNちゃんの前の時期に住んでいたRちゃんも同い年でしたが、クラスが同じだった事はない。彼は南高・北大(教育学部)と進み、公務員生活を退職。昨日はその彼と同期会の準備を済ませた後、30分くらい、ジャズやワインの話をしました。よくニューヨークに行くそうです。今は週一でジャズ・バーのようなところでアルバイトをしている。で同期会の2次会は同じクラスの仲間だけで即席のクラス会。11名でしたが、中学時代、誰が誰を好きだったかという話が多かった。幼馴染の昔話と、青春前期の恋愛(のようなもの)の話が楽しかった一夕でした。