paperbackを読む

どうも5月から教務関係の案件で頭が痛い。難しい本が読めないので、英米のミステリーをpaperで読んでいます。
 前にも書いたけれど、Michael Connellyのハリー・ボッシュリンカーン弁護士のミッキー・ハラーもの。いずれも未訳なので、買ったのだけれど厚い、長い。500頁なので重い。でも読みました。
 ハリー・ボッシュのThe Black Boxは1992年のロスの暴動の時に殺されたデンマークの女性ジャーナリストの未解決事件を20年後に再捜査する話で、60点。ミッキー・ハラーのThe Fifth Witnessはサブ・プライム・ローンの時代を反映してか、銀行家が殺され、家を抵当に取られた人を代表する女性活動家が逮捕され、ミッキーが登場する。これも60点か。
 ただむやみに長いようで、流し読みをしてしまう。結末も想像できる。法廷の部分が冗長で、常連のキャラクターも多いせいか、気安く飛ばして読んでしまうのはいいのか、悪いのか。
 トム・クルーズの『アウトロー』で有名になったジャック・リーチャーものの未訳英語ペーパーも読んでいるが、これを読むと、マイケル・コナリーの英語とストーリーとキャラクターの造形の方が優れているのが分かります。
 あとはブライアン・フルーマントルのチャーリー・マフィンの最後の作品の原作をキンドルで予約したのが来週には入手予定なので楽しみです。せっかく買ったiPad miniがあまり活躍していないので、これから出番です。