自前のテキスト
来年の英語リーディングのテキストを用意しています。10名前後の「英語文化演習」では10年くらい英語の歌詞を扱ってA4版で30頁弱のプリントを配布していますが、3クラス100名前後のテキストを自分で用意するのは初めてです。
今まで3クラス(法学部、経済、工学部)を2種類のテキストで読んできましたが、数年使うと学生の間で訳も出回ったり、自分でも飽きてきます。それで今使っている1冊の教科書の章毎にいろんなジャンルやスタイルの英語の文章を用意する方法を自分なりに推し進めた自作のテキストを準備しています。
これが5年前だったら、教科書会社と一緒に作ろうと思ったでしょうが、あと4年なのでこじんまりと自前で。それと教科書会社と作るとテキストの本文以外のエクササイズや練習問題などを用意しないといけなくなる。選んだ文章の版権の問題も生じてくる。それで印刷会社に頼んで150部程度のものを作ってみようと思っています。
映画の脚本の一部、ロックの歌詞とその解釈、スピーチの英語、手紙の英語(アインシュタインがトルーマン大統領に出した手紙)、テニスのルールを説明した英語、短編小説の英語、などなどいろいろ探してまとめてみると面白いです。