代講も面白い

代講をしなければならない事態は避けたいのだが、やむを得ず引き受けた代講の準備がけっこう面白い。他の人のテキストをきちんと読む機会なんてほとんどない。2年次の英語講読(リーディング)の授業なのだが、2頁の本文の他に練習問題が多い。僕は教科書会社が作る中途半端な総合教材が苦手なのだが、集中力の切れやすい今時の学生には、向いているような気が最近はしています。今僕が自分で選んで使っているテキストは本文の前と後ろに準備とまとめの部分があるのですが、準備の方はほとんど使っていなかったのが、今年は一部のクラスでは使っています。
 結局、人のクラスで代わりをしたり、テキストを読むと言うのは、難しく言えば自分を相対化する作業につながって、反省したり発見をしたりできていいのだと思いました。