学生の数
このタイトルは時々使うような気もするけれど、これは今年度の新しい話です。
一般教育の英語ではある学部のみ講読クラスにAvancedとremedialのクラスを設けました。能力別はある種時代の趨勢でしょうか。僕はあまり賛成ではないのですが。
でもその結果、クラス編成が少しややこしく、普通のクラスの受講生が若干多い。50名強というのはここ数十年で一番多いです。昔は60名以上もあったような記憶がする、というくらい遠い過去の話です。
さてその50数名のガイダンスをした後、音楽の歌詞を聞く英語文化演習のクラスに行くと、数名しかいない。申し込みは13名で、プリント(テキスト用に22頁)も人数分用意したのに、13名中1名しか来ず、申し込みをしない学生が3名。今までも申し込んだの来ない学生は1,2名はいたけれど10名以上来ないとは、学生の申し込むことに対する意識がとても低いとがっかりしました。
結局4名を相手にガイダンス。すると授業の後に、申し込んでもいないしガイダンスにも来なかった学生が研究室に来て受けたいと言う。僕も人がいいから説明を少ししてプリントを渡しました。
最初から申込み数が少ないのなら、それはそれで仕方がない。しかし申し込んで来ない学生が多数を占めると言う現象に学生の無責任さを痛感しました。でも追加申し込みを認めなければ、当初申し込んできた学生は一人なので、もしかしたら閉講に出来たかも。大学によっては履修者が一桁なら閉講にすると言う厳しいところもあるようです。うちの大学は比較的少数でも開講しますが、実は経営者は非常勤講師の人件費が高すぎると数年前からクレームをつけてきているので、教務的にも履修者数の極端に少ないクラスの閉講や他のクラスとの合併も考えなくてはとも考えています。
そんなで、少し気落ちして、今日は家にいる事に?