卒業式

 3月春分の日は卒業式。役目上出席。教員は200名以上いるけれど、出席は半分以下だと思う。その理由の一つは長いからだと思います。1時間半?大学が発展して行くにしたがって、学部・学科、大学院もふえてきました。もっと大きい大学だと学部と大学院の卒業式は別です。
 今回きづいたのは、表彰学生の部分が不必要だという点です。学科を代表して卒業証書を受領する学生は成績No.2、そして成績優秀という事で表彰される学生はNo.1の学生ですが、これは学部学科が経済学部・法学部・工学部の3学部7学科(2部も入れて11学科)だった時の名残ですね。今は人文学部経営学部もいれて5学部11学科(2部も入れて14学科)。しかも大学院も博士・修士課程が全部で17もある。
 大学の経営者や上層部は大学院があると大学のステータスが上がると考えて、また文科省の方針もあり、どんどん増やしました。でも今度は学部教育の充実、学士の質保証とか言い出す。札幌の北海学園と並ぶ私立大学は修士までで博士課程を作らないという賢明な判断をしていました。
 さてNo.1の学生を卒業証書の代表受領者にすれば、15〜20分は短くなります。壇上から学生をみていても1時間前後から学生が動くようになる。お喋りしそうな学生は、いまはスマホいじって、見た目は静かにしていました。
 さて夕方、ゼミ生6名と、デパートレストラン街でプチ・コンパ。4時半なのですすきのは空いていないし、すすきのにあるラフィラの7・8階は昼から居酒屋使いができるので便利でした。
 2時間ほど呑んでしゃべって、じゃ終わりにしようかとすると小さな花束とメッセージを贈ってくれて少しウルッとしました。帰って奥さんに報告すると、彼女もメッセージを添えてくれて、これは特にウルッとは・・・