(今年)最後の授業

今日で4年ゼミが終わり、今年度の授業が終了しました。では新年度の4月まで長い休みがあるように見えますが、これから定期試験1週間、その後一般入試4日間、入試判定、合格発表、発表者手続きと続きます。それに大学院の試験、卒業生発表など。
 しかし大学としては忙しいけれど、僕はそのうち関わるのは半分以下なので、学生ほど暇ではないけれど、忙しい教職員よりは余裕があります。4月からの授業の準備が少し、それとブログ本2冊目の準備も少し。それと3月25日に駅前の紀伊國屋インナーガーデンで開催される「人文学の挑戦」の発表準備です。
 ゼミと言えば、今回でゼミは最後でした。新カリキュラムの3年生の演習は担当していないので、4月からはゼミはなし。人文学部に移って10年。初めてゼミを担当して7年です。経験してよかったと思います。教養部だと最初の2年生とのお付き合いだけでした。経済学部に移っても、学部の専門科目を担当する事はありませんでしたし。最後の自分の専門分野と関係のある学部に移って、ゼミや大学院を担当する事ができてよかったです。
 ゼミの最後に何を言うかけっこう悩みます。でもたいていは自分の反省、学生への激励で終わります。そこで記念撮影をする場合もありました。7回ゼミをやって、うまくいった年度3つ、まあまあ2つ、ちょっとうまく行かなかった年度2回かな。今年はまあまあでした。でも自分のゼミ運営の仕方のせいですね。気力体力と工夫と熱意が減ってきていましたので、ちょうどいい潮時です。