先輩の退職祝い

先日、北大近くの居酒屋で、3月で北大を退職したM先輩を囲む飲み会がありました。先に北海学園大学に勤めていて、僕を引っ張ってくれた恩人です。本人は教育大を経て北大言語文化に移動しました。北大の英文科卒業で、言語文化部に行くのは博士課程〜助手の経験者が主だったところに、僕と同じ修士修了だけで移動できたのは優秀だったからだと思います。
 1年先輩のMさんは、英文科の同人誌にも誘ってくれて、当時はガリ版の個人詩集を作るのが流行っていて、彼も僕も作りました。Mさんのバイト先の塾のガリ版で印刷して、彼の下宿で当時は高根の花だったサントリー・オールドを開けて祝杯を挙げたのを憶えています。
 学部や院では、先輩・後輩の輪読という勉強の場でいろんな事を学びました。今でも学部と大学院の研究室を鮮明に記憶しています。研究室のガス・コンロでおでんを作ってコンパをしたり、文学部前の芝生でソフト・ボールや、中央ローンでのジンギスカンなど。いまでもジンパ(ジンギスカン・パーティの略称)はやっていますが、場所が限定されたり、届けなければならないように聞いています。
 さてこのMさんは人間的魅力もある人で、後輩(女子も)の人望も厚く、この人に自分の論文の事を一度は誉めてもらいたかったけれど・・・