3回目の教務委員

 昨日3年次編入生の教務ガイダンスが1部と2部(夜間)であった。編入生は他の大学や短大で2年間勉強をしてきた学生で、人文学部は合計5名ほどだが、迎え撃つ?教務委員4名(2学科2名づつ)と事務職員2名で学生よりも多い。事務の人の説明は詳細にわたり丁寧だ。しかし教務的な、大学や学部がどのような教育を目指しているかという部分が少ない。もう少しその点を教務委員(教員)が話す時間があってもいいのではと感じた。
 教務委員は教養時代と経済学部の時と今回で3回目。大学の中で学部を移動する経験は、大学を移るのとは違うが、違う視点で物事をみる事ができると前向きに考えている。つまり1学部で30数年の教員生活を送る人はよほど意識しないと、自分の学部・学科、教える科目の事しか考えない。
 やむを得ず幾つかの学部に所属してきたわけだが、結果的に学部を相対化する視点を持つ事ができた。しかし前の学部でこうだったとか、前の前の?学部では違ったという事を言い募るのは自粛?している。必要なら言うべきだが、たいして違いのない場合は、無用の軋轢を生じさせるだけになる。少しは大人になったのかな?とも思ったりする今日この頃です。
 黄色いチューリップが洗面台の鏡で2倍に。