初期の映画

 4年生のゼミで映画の歴史を英語で読んでいる。リュミエールエジソンと同時代の映写機について記述が難しい。「レイサム・ループ」という言葉の前後がよく分からなかったけれど「時計仕掛けの昭和館」(http://fcm.blog.so-net.ne.jp/)を見て理解しました。実は昨日も見たのだけれど、授業前で少し焦って?いたのと、複雑な図に怖気をおぼえて、文字情報をきちんと読まなかったようです。昨日の僕の説明で分からなかったゼミ生の皆さんはこのサイトを見てね。
 さて先ほど最初の劇映画『大列車強盗』(1903)を監督したエドゥイン・S・ポーターの「消防士の生活」を初めて見ました。6分ほどのもので面白かった。まず消防車が車ではなく馬車?!でした。火事の現場は記録映画、家の内部は映画用に撮影したものです。英語のテキストでもジャンプ・カットやthought baloonなどで出てくるのですが、thought baloonは映像を見て理解できました。登場人物の考えている事が画面の片隅にけっこう大きく吹き出しで出てくるんですね。
 画面切替の映像技術についても映像でないと説明しずらい。ワイプ、アイリス、ディゾルブなど適当な画像を探しているのですが・・・