退職生活の先輩

 4月1日から、実質的には3月22日から退職生活をはじめました。
 今のところ、思ったよりも違和感なく過ごしています。大学は昨日入学式で、今日から新入生ガイダンス、そんな事を考えてはだめか。
 2日は辞令交付式+名誉教授称号授与式でした。解任するにも辞令を交付するんですね。でも理事長から恭しく辞令を受け取るのがいやで欠席。授与式だけ出席しました。実はこれも避けたいと思っていたのですが、欠席すると庶務課(秘書課?)で別に場を設けなければならない事を知っているので出席しました。
 まだ週に2回くらい、会食や用事があります。月末までには全国大会のシンポジウムの取りまとめをしなければならない。他のメンバーは新年度開始で忙しいだろうから、僕が構想をまとめる必要があります。
 4月末は、中学時代の友人のお店を訪ねて茅ヶ崎へ。これはマイリッジがたまった友人につきあって。
 タイトルは、大学の友人と幼馴染が60才をもってきっぱりと退職したので参考にしようと思っています。二人とも経済的に余裕があるから嘱託とかで65才まで仕事をしなくていい。ま、それまできちんと仕事をしてきた人たちでもある。
 それと退職後にする事がある。一人は老父との生活だったような気がします。昨年99才で亡くなるまで4年間暮らしたのでした。彼は大学の時にはもうお母さんが亡くなっていたので、お父さんとの最後の時間を大切にしたかったのでしょう。
 この友人は家庭菜園や読書などの趣味もある。農家・地主であったので、家庭菜園の規模も何100坪、聞き違えでなければ何1000坪?
 もう一人はジャズと読書とお孫さんとの時間を楽しんでいるようです。酒もあるか。
 そんな恵まれた先輩たちの時間の過ごし方を参考としつつ、うちは家内と二人なので健康で仲良く。それと学会の活動があるのでそれはそれで有意義だけれど、小さな支部なので活性化の努力を数少ない実働部隊でしなければならない。ま、楽しんでやるようにしようと。
ほぼ片付いた書庫。