英詩の韻律と意味の伝え方

40年前に大学院で習ったiambic pentameterを復習しました。弱拍と強拍が交互に来る事でリズムが生まれるのでしょうか。Dylan Thomas の”Do Not Go Gentle into That Good Night”の複数の朗読を聞いて、アンソニー・ホプキンスの朗誦にはそれが明確に聞き取れるような気がします。また強拍と強拍が隣り合わせに来たり。最後が字余りだったりするケースもあって面白い。
 自分で英詩の行に言葉に拍の印をつけて読んでみる。すると気が付いたのは、名詞や動詞に強拍がきて、前置詞や冠詞が弱拍となる場合が多い事だった。やはり言葉の、意味の中心に来る品詞が強く読まれ、その他の言葉は相対的に重要性が薄くなるという事が、詩の朗読のルールからも分かる(ような気がする)。
 この辺り、専門ではないので自信を持っては言えないけれど、たぶん合っている(ような気がする)。
写真は4日前には貼り付けられなかったチョコ。美味しかったです。