難しい

水彩画の超ビギナーとして、アクリルで実際の風景でなく写真をなぞって描く練習をしています。 
 なぞるだけではデッサン力はつかない事はうすうす承知していました。でもインスタントな方法としてやっていましたが、結局正確になぞること自体が画用紙の面が固定せず直線が曲がってしまいます。それなら正攻法で、デッサンの練習をした方がいいと、始めから分かっていたような結論に辿りつきました。
 絵って、構図(全体の構成、ものの配置)と色の選択、筆の運び(タッチ)のよう気がしますが、どれも重要。
 ジョビンの若い時のギターを弾くスナップ写真を模写しましたが、ギターを抱える手と、弦を押さえる指の感じが難しい。素敵なスラックスと靴も雰囲気が出ない。後ろのピアノの鍵盤もかけません。
 写真ではピアノの上に少女の写真もありますが、細かく描けないので省略しました。ジョビンが髪型せいでディランかプレスリーのようになってしまいました。
 でもジョビンの端正なスナップではなく、ギターを弾く青年のラフな感じはありそう。たぶん素人の行きつく先は精確なデッサン力によるものではなく、ヘタウマ的な雰囲気のレベルのようにも予測できます。
 先は遠いですが、奥の深いので楽しめそう。途中でやめなければ。
 使用した画用紙だけはプロ級の1枚300円もするものなので、画用紙がかわいそうとも言えます。