美味しいけど・・・

西28丁目駅から歩いて5分ほどの住宅街にトラットリア・デッラモーレというイタリア料理店(古いか?)があります。パスタが美味しいという事で以前も行った事があるのですが、オープン・キッチンのシェフが少しピリピリして落ち着きませんでした。
 しかしかみさんがお店のHPでシェフの素材等のこだわりに感心して再訪する事に。4200円のディナーのパスタ、肉料理と美味しかったです。前菜盛り合わせはまあまあ。期待したサロマのカキのパスタは美味しかった。生めんのフェトチーネが美味しい。乾麺でなく生と銘打って美味しいところはなかなかありません。しかしもう1つのパスタがやはり魚介類のクリーム・ソースのパスタだったので、カキの方はボンゴレ風に塩味のスパゲッティ―の方がよかったかなと。これはこちらのセレクションの問題。
 そして魚は鯛が皮目が香ばしく焼きあがって美味しい。一番感心したのは米沢牛のランプ。裏参道の肉専門店よりも美味しいです。焼き方、噛み具合、そして肉の味がいい方向できちんと出ている。コースの3分の2がいいお店はなかなかないんです。でも惜しいかなカウンターにいる女性客が2時間以上ずっとうるさくて。向かいのかみさんの声よりも、よく?聞こえます。遠くのけたたましい若い女性の声が美味しい食事の感興を大いに削いだので減点。因みにお店自身は「デッラアモーレ」と名乗っています。でもDell Amoreはデル・アモーレかデッラモーレではないかと思うのですが。