模擬授業の準備

1学期の敵試験が終わると2回目のオープン・キャンパスがあります。オープン・キャンパスってものなんてなかった時代、そして始まった時代、そして現在のように年3回もオープン・キャンパスを開催して受験生にアピールする(しなければならない)時代と変わってきました。
 学部の開催する様々な行事に協力的な僕ですので、オープン・キャンパスの中のイベントである模擬授業の要請があるとすぐに引受けました。自分が所属する職場に対してできる事が少なくなってきている事に自覚的なので、頼まれた事は基本的に引き受けるスタンスです。でもカナダの引率は体調不良?を理由に他の人に代わってもらったので、一貫していません。
 さて模擬授業の方は「字幕なんていらない?!」というようなお題をもらっているので、それに即して、字幕なしと字幕ありの両方を同じ映画の同じ場面で比較しようと思っています。さらに吹替えと英語音声に英語字幕も見てもらおうと。
 一部で知られているように外国映画は吹替えが日本以外ではデフォルトの様です。僕は字幕ありが好きです。英米の映画の場合は英語の勉強になるし、俳優の演技としてのセリフと考えると吹替えはその冒涜とまではいかないとしてもちょっと違うんではないのと思ってしまいます。
 それと英語音声の英語字幕は耳が聞こえない人のためですが、実はこれが語学学習に有効です。NHKの語学番組でも使われているように、耳で聞いて目で言葉を理解し確認するのはとてもいいのです。
 で、取り上げる映画は、『チャイナタウン』とか『イージー・ライダー』とか『グローリア』とかノワールやニューシネマの古典を使いたいのですが、高校3年生か2年生が対象なので『アナと雪の女王』のDVDを研究費で買って、授業用の場面を探しています。