サーブの練習

前からセカンド・サーブがちゃんと打てなくて、ファースト・サービスが入らないと、レシーバーの餌食になるという屈辱を30年以上味わっています。僕はサウスポーなので、トスしたボールにスピンをかければ、サービス・ラインから外に逃げていくサービスが打てるはずなのですが、そのためには体を反らせなければならず、練習をしてみたのですが、けっこう体の脇の部分がきついので、年のせいかそれもできない。
 とするとファースト・サービスから8割くらいの速度で、相手のバック・サイドを狙うのが正しい戦術だと。それで何年振りかで朝練を敢行してきました。家のそばにコートがあって、人が使っていない時を選んで練習をする事ができます。
少しコツをつかみました。トスをきちんと上げて、ラケットでボールを押さえるように振ると、けっこう思っていた部分にボールが入ります。目標はネットのセンター・ストラップと相手コートのサービス・ラインの2辺でできる三角形。フォアサイドのサーブは、右ききのレシーバーのバックをねらうので、センターに入れます。サウスポーはフォアサイドのサーブは打ちずらい。ベースラインに向かってクローズの姿勢でみるとサイドラインが広く見え、センター方向は見えずらいのです。そしてその方向が右ききのレシーバーが打ちずらい。やはりそれには練習が必要。
よくトスを高く上げる事がサービスには重要と言われますが、それはラケットでボールを上からちゃんと叩くためだと思いました。焦ったり負けていると、どうしても動作が前のめりになり早く動作を終えようとします。それを防ぐためにサーバーの時は、ゆっくりと構えて、ゆっくりとトスを上げる。その動作自体がプレーヤーを落ち着かせます。そして高いトスは、ラケットを振る時の落ち着いた動きにもつながり、きちんためて的確にボールを叩く事ができるという訳です。
 そんな風にいろいろと学ぶ事ができましたが、120球程度の練習では体重は変わりませんでした。