学会2日目

 日曜日の2日目は、北海道支部のK君が司会、Uさんが講師で登壇するシンポジウムなので早めに会場へ。
 北海道支部のメンバーが聞きにいている。William Dean Howellsというマーク・トゥエイン、ヘンリー・ジェームズと同時代で親交のあった、けれど日本では翻訳も出ていない作家の再評価を目指すシンポでとても面白かった。
 途中でもうひとつのシンポにも行くつもりだったけれど、このシンポを3時間聞きました。もうひとつのシンポの講師の同志社のF君と話ができてよかった。その後K君、Uさんほか他の講師と北海道支部の仲間と、お茶をしました。ハウエルズ専門もYさんは、わかりやすい話し方で、その背後に深い知識があるような発表でした。
 トゥエイン研究のK君は準備委員会からシンポの打診があって、Uさんに相談し、ハウエルズにしたそうです。その準備にはずいぶんと時間と回数を重ねて、やはりその結果とても内容のあるシンポになったんですね。
 夕方は、そのK君と浅草の並木藪へ。実はK君はUさんと来たことがあったとか。久しぶりの「わさび芋」が本当に粘りのある長芋で美味しかった。隣に座った一人客の中年男性は蒸篭を4枚は食べていたような。2次会は新橋のブリティッシュ・パブで。
 アカデミックにも、交流的にも意義のある1日でした。