銀行をめぐる冒険

先週「MLAの会費の支払いに使っているCiti Bankの残高を知らないのだけれど」と書いたら、友人からアドバイスがメールでありました。このW君はロンドンとニューヨークに長くいた元銀行員で専門家です。まったく未知の世界で冒険するつもりで、老化防止のために口座残高確認の作業に取り組んでみました。
まず駅前のシティ・バンクのATMで試してみました。しかし暗証番号を入力したところ、「取扱いできません」という冷たい反応でした。カードの有効期限が2004年では無理だったかも。
次に教えてもらったCitibankのインターネットバンキング(Online Banking)のサービスを利用して口座残高を確認してみました。小切手を発行しているというのですから、Checking Accountだといわれたのですが、選択で見るのはBanking Accountという表示なので少し不安のまま、キャッシュカード(Citibank Banking Card)の番号を入力。
すると次に2か所入力ボックスがあります。1つはPIN(暗証番号)。2つ目は口座番号/社会保障番号の下4桁のどちらかを選ぶようになっています。口座番号は小切手帳の8ケタの数字だと友人に教えてもらい入力したけれどだめ。さて社会保障番号は1996年にフィラデルフィアに8か月住んだ時に取りました。たぶん運転免許を向こうで取ろうとしたのでは。運転免許はそれ以来取ろうとし続けてまだ取っていません。諦めてはいませんが、話題にしても笑われるだけですが。実はこの番号は4年後の2001年にニューヨークでアパートを借りるのに使えました。
しかしせっかく部屋のあちこちを探してみつけた社会保障番号を入力しても「どちらかの番号が合っていません」という冷たいメッセージがでてこれもだめ。暗証番号の方が間違っていたのかも知れません。カードの有効期限が切れているので。
さてどうしようかと考えあぐねて思いついたのが、自分宛てに小切手を書いて、それを札幌の口座を持っている銀行に持って行き、NYのCitibankに送って送金してもらう方法。口座の残金を越える金額だと不渡りになるそうなので、予想残額を越えない金額を書く必要がありそうです。記憶では70万円口座に入れてきたので、14年間の会費が10万円位、これから5年間の会費が5万円を口座に残して、50万の小切手を書いてみる、など
するとまたW君からメールがあって、NYの銀行に問い合わせるための電話番号が書いていました。電話で英語って一番苦手です、恥ずかしいけれど。でもやってみようかなとも。