テイラー女子って?

3年ゼミの2学期は夏休みに書いてもらった5000字のレポートを発表して質疑をする。発表に15〜20分かかって、質疑に20分前後。90分のゼミの後半は英語のテキストを読もうと予定。しかし1本の発表・質疑で90分かかる事も。英語を読むのも大事だけれど、発表・質疑が伸びて、その後の僕のまとめや補足説明に時間を当てる事もある。
さて先週はテイラー・スウィフトというアメリカのカントリー・シンガーについての発表でした。提出されたレポートをさっと眺めて、苦手なカントリー・ミュージックと言うので少し引いた。でも動画を見るとカントリーと言うよりもほとんどポップ・ミュージックなので、安心すると同時にこれをカントリーと呼んでいいのか疑問にも感じたのでした。
フジテレビ系の「リアリティショー」の『テラスハウス』でオープニング・テーマに彼女の曲が起用されたらしい。
まず「リアリティショー」とは、無名の出演者(素人、または無名の俳優)をある状況に置いて、その反応をみる半ドキュメンタリー。台本はなく、隠しカメラやハンディカメラで出演者を撮る。さて『テラスハウス』ではシェアハウスが舞台で、評判になったけれど、リアリティに欠けると言う批判も
その『テラスハウス』にテーラーの『レッド』からのシングルで、全米シングル・チャートでの1位になったヒット曲”We Are Never Ever Getting Back Together”に起用された。僕はゼミでは”wannabe”っていうアイドルに憧れるファンについて説明したのだが、どうも「テーラー女子」という表現の方が今風でいいような気もする。
Taylor Swiftという名前が先ず格好いい。Taylorは普通は名字、時には男性の名前にも使うが、最近は女性のファースト・ネームにも使うようだ。キュートでガーリーな(こんな言い方をするらしいです)彼女がTaylorという男性にも使うファースト・ネームで、しかも180cmの長身で、ファッション・リーダーでもある。でも、少しはカントリーのフレーバーがあると音楽的にもっと面白いような気もします。つまり日本の演歌のようなカントリーをポップな包装でどう料理するかを知りたいと思うのだが。