家の解体

自分の(古い)家の処分は遅れに遅れているのだけれど、今回はお向かいの家の話です。斜め向かいなので、条丁目と町内会の班は違うのですが、家の前で会うと挨拶をしていた年配のご夫婦(80代だろうか)の家が解体中。2週間くらい前にご主人がこのたび家を引き払ってケア・ハウスのようなところに移りますのでご挨拶にと来られました。
 特に雪の季節に「よく降りますねぇ」とか「もう(雪は)いいですよね」とか言いながら雪かきをしつつ言葉を交わしていた間柄でした。穏やかなご主人と上品な奥様とお二人で暮らしていて、時々お子さん夫婦がご家族が車で来ていて。
 そのお宅を改修して別な所有者が現れるかなと思っていたのですが、昨夕家に着く時に、解体中。その光景に驚きました。解体が終わって更地になっていればまた印象が違うのでしょうが、途中だと生き物の解体にも見えて少なからず無残で、目を背けたくなるような気持ちになりました。これじゃ、自分の家の解体には立ち会わない方がいいかも知れない。