終わった、けど・・・

昨日の2部の補講で今年の授業は終わりました。でもすっきりしない。補講って学生があまり来ないんです。それで誰も来ないのなら少し寂しいけれど早く帰れる。3名来ましたので、準備した「1960年代のアメリカ」について、例の『マッドメン』を出だしに使って、話しました。ただ学生がアメリカの歴史について基本的な知識がないので少しがっかりしました。途中でスマホをいじっている女子がいて、注意しようと思ったのですが、教員が言った言葉について調べている場合があったので、躊躇しました。
 それで、せっかく今年度の授業が終わったのに、満足感が得られないという、残念な気持ちで帰宅。でもまだレポートと試験の採点は、少し残っています。すべて今月中に終わらせて、2月はゆっくりと中断した論文に取り掛かろうと。今日は1部2年の文化研究入門のレポート締切です。英米文化学科では今年の2学期14名の教員が1コマづつ担当して、学生は教員の出したテーマを自分で選んで提出します。5時締切で、今までメールに添付されている20本採点。Aが1本、B+が3本、Bが8本、B−が2本、Cが2本、Dが4本。+とマイナスは評価の時には出席を加味して、A・B・Cになりますが、Dが25%もあり、どうしようか迷いました。これで3年に進級できないと可哀そうなので。でも進級は単位数が条件なので、思い切って不可をつける事に。というのは、字数の9割くらいコピー&ペーストで、前後にほんの付け足しに自分のコメントをつける作文をレポートと呼ぶ事はできないから。1年の基礎ゼミでそのあたりをきちっと教え込むようにしてほしいものです。