補助金申請と大学

 僕はいつもブログで何を書いていいか、ある程度気にしながら?書いていますが、扱うテーマは「研究」・「教育」・「大学と言う機関」+「小説」・「映画」・「音楽」・「食べ物」・+「社会全般」だろうか。
 で特に気を使うのは「大学と言う機関」についてのコメントです。時々暴走してそれを読んだ同僚に指摘されたりしますが。
 で今回も少しだけ配慮しながら、昨日出席した補助金申請の勉強会について。この秋申請したある申請が不調に終わり、来年の申請に向けて、細かい資料の説明がありました。申請する際に大学の現状についての質問への回答がポイントとなり、許可の判断基準となるようです。
 これは事前に準備期間があれば、もう少し教職共同の詰め合わせが出来たような気がします。というのは申請を決めたのが夏休み直前で、準備には一部の人しか関われなかった。またこれは申請する時にマナーですが、強気の大学と弱気の大学がいて、強気の大学は例えば「全学で実施」、「一部で実施」、「まだ実施していない」という選択肢から「大部分で実施」しているという現状なのに「全学で実施」を回答として選ぶ向きもありそう。後からチェックが入る事もありそうだけれど、確かに強気の、申請を獲得しようとする意識の強い大学は、選ばられる可能性が強いでしょうね。
 で、僕は補助金申請でも、大学の認証評価でも、現状を正確に伝えるのが、大学の在り方と言うか使命のような気がします。その上で、採択なり評価してくれればいい。ちょっとモラリスティックな理想主義的な、お坊ちゃま的な意見のように聞こえるかも知れませんが。
 さらに言えば、申請の際の回答項目で、教務的にこれは実施に向けて検討していいと思う事もかなりあり、それは申請もあるので前向きに検討していきましょうというインセンティブになる。教務委員会においても提案しやすい状況を申請が作ってくれると思います。ただ申請のためという考え方はしたくない。そんな感想を持ちました。