US Open 雑感

前のブログとの間に時間が空いたのは、2学期がひたひたと近づいているからなのか、何か書く話題がないからなのか。1週間くらい空くのは時々ありますが。ただ書けばいい訳ではないので、それなりに意味がないと書く方も読む方も面白くないし。とこんな風にブログにブログの意義を書くようなメタ(・ブログ)的な志向/思考は僕のような職業では特に変わってはいないと思います。でも僕の場合は、例えば映画を見るより、映画について書かれたものを読むのが好きと言う、ような中心または実体のないメタ的思考の傾向が強いかなとも自覚していますが。
 さて全米オープンテニス、終わったかなと思っていたら、今ライブで日曜夜の男子決勝を放送しています。予想通り、ナダル(スペイン)×ジョコビッチセルビア)。今のところ第1セットの第3ゲームが終わり、ナダルが1ブレーク。なぜ終わったかどうか気にしなかったかというと、フェデラーがさっさと敗退した事が理由のような。やはりあの芸術的なプレイが見られないのは残念です。でも筋力アップしたナダルの力強いショットもすごい。今年は筋肉を太くするトレーニングをしたように見えます。
 若い女子プレーヤーの躍進がないと少し興味が薄れます。セリーナ・ウィリアムズ(米)は、アザレンカ(ベラルーシ)に勝ってグランド・スラム17勝目。朝刊で20勝目の可能性についてふれていました。あの体格に敏捷性や技術もあるのですから、なかなか勝てる女子はいないか。後は31歳の年齢だけが若手がかてるよういんですね。
 女子ダブルスにヒンギスが出てきたけれど、試合感がもうなくなっているような。前にも書いたけれど、2001年全米オープンの女子準決勝をアーサー・アッシュ・スタジアムで見ましたけれど、80ドルですり鉢状の競技場のけっこう上の方の席でした。女子のパワー・テニスが台頭した時期で、セリーナ(20歳直前の19歳)がヒンギス(21歳直前の20歳)を圧倒していました。この時は決勝で姉のビーナスと決勝を戦い、姉の勝ち。
 ビーナスといえば、ヒンギスが16歳で全豪を制した1997年の6月のウインブルドンでみました。ドレッド・ヘアにビーズを付けた手足の細長いまだ17歳のビーナスが印象に残っています。