やっぱり芝はいい

 月曜からウィンブルドンが始まりました。やっぱり芝はいいです。目にあの芝の緑が気持ちよく飛び込んでくる。コートサイドの覆いも緑で、序に昨日見た選手のウェアも白で清潔ですっきりしています。
 昨日見たのは女子シングルスの2回戦で、アナ・イワノビッチセルビア)とウージニ・ブシャール(カナダ)。全仏での優勝経験のある美形で有名なイワノビッチ(25才)は、昨年のジュニアの女王の新星ブシャール(19歳)にあっさり3-6,3-6で負けました。
 例によって名前にこだわる僕はEugenie Bouchardが気になる。大学の同僚にブシャーさんがいますが、やはりフランス系カナダ人。で同じBouchardなので、フランス語読みすればブシャール、英語読みならブシャードですが、本人はブシャーという表記を採用しています。
 そしてEugenieは女性名ですが、ギリシャ神話に出てくるエフゲニアと同一名だと思います。このエフゲニアという発音だと、ロシアの新体操の選手にいそうですね。Eugeneとなると男性名で、Geneという愛称がよく使われる。Geneというと俳優のGene Hackmanが有名ですが、音楽ファンだと(Eu)gene Mcdanielsの名前が頭に浮かぶかもしれない。ジャズ・ファンだと彼の"Compared to What"が耳に響いてい来る。ソウル・ジャズの名曲で レス・マッキャン(ピアノ)とエディー・ハリス(サックス)が演奏したこの曲が収録されているアルバムSwiss Movementのジャケットも覚えているだろう。
 テニスからずいぶんと離れてしまいましたが、全仏でシャラポアに負けたのですが、ウィンブルドンでは躍進しつつあるこのブシャール嬢に注目しようと思います。