Kindleで読書

 イギリス情報部の窓際スパイ、チャーリー・マフィンの予約していた新作Red Star Fallingが入りました。慣れていないので、最初はメールで入荷通知が来るのかなと思っていたら、iPad miniKindleソフトに入っていました。初めての電子書籍です。
 なかなか面白い。字の大きさも変えられるし、前に読んだところが次に開いた時に表示されるのも便利。でもやっぱり紙の本がいいね。僕は本を丁寧に扱わないので、ペーパーや文庫なら手で折り曲げて読んだり、デイパックのポケットに押し込んで出しいれたりするのには、紙の本が便利です。iPad miniは常に手できちんと支えるか、テーブルに置くかしないと読めない。
 さてRed Star Fallingはチャーリー・マフィンの16作目、14〜16作と続く三部作の最後の作品です。これが電子とか紙とかいう前に、登場人物がややこしい。と言うのは、チャーリーの所属するのがイギリス情報部のMI5、そして同じ情報部のMI6とライバル関係にあり、それぞれ部長・次長・作戦担当部長がいる。そしてチャーリー支援チームもMI5とMI6がいる。因みにMI6はジェームズ・ボンド・シリーズの作者イアン・フレミングが在籍した事で有名です。
 さらにロシアの保安局、アメリカのFBIも出てきたりして、前作までの翻訳文庫では表紙の袖に主要登場人物が書かれているので、それを参照しながら読めるのですが。Kindleでもそれがあるといいのですが。