船出
新3年生のゼミの配属も無事決まり、入学式も終わっって、今日から新入生のガイダンスの後、土曜日に新学期が始まります。
昨日は午前中の入学式と夕方からの4課程(教職課程など)教務連絡会がありました。少し風邪気味で緊張しましたけれど、無事終了。なんと風邪気味なのに誘われてすすきのへ2次会。久しぶりに「ふらの」へ。
昨日は入学式の前の写真撮影の合間や、夕方の教務連絡会、そして2次会で自分の学部他の学部の様々な情報を聞くことが出来ました。2次会での教職の先生から聴いた障害を持つ学生が教職に就くという現状については初耳で、驚いたと言うか、新鮮な知識でしたね。
さて「船出」に相応しい音楽と言えば、まんまというハービー・ハンコックの"Maiden Voyage"(1965)。マイルスのグループにいた時のリーダー作で、メンバーはベースとドラムスはマイルス・バンドの同僚のロン・カーターとトニー・ウィリアムス。テナーは元マイルス・バンドにいたジョージ・コールマン。トランペットはフレディ・ハバードです。特に若きハバード(27歳)の明るいトランペットの音色は「船出」に相応しい。札幌の市民会館で聞いたときは、ピアノがマルグリュー・ミラーだった。
同時に聞いているのがボビー・ハッチャーソンの"Happenings"(1966)に収録されている"Maiden Voyage"。実は2管編成のオリジナルもいいけれど、ハッチャーソンのバイブラフォンのメタリックな響き、モーダル(抽象的なアドリブ)でクールな音が、その背後に熱い緊張感をたたえていて、素敵と言うかかっこいい。作曲のハンコックのピアノ・ソロも悪くないけれど、スピード感あふれるアドリブと言う点では、バイブの方が有利の様に聞こえる。"Maiden Voyage"の次の"Head Start"というスピードとドライブあふれる曲を発見した事もよかった。しかも「幸先のいいスタート」("Head Start")というタイトルもいい。
アルバム毎iphoneに入れると聞かない曲もたくさんあるけれど、好きな曲の前後に知らなかったけれど、「お、いいね」という曲の発見も時々あって新鮮です。