勤続44年

 昨日市内のホテルで退職する先生たちの送別会。各学部でもしますが、これは学長が主催する全学部のせんせいがを招待してのもので、10名くらいの内5名の先生が出席しました。
 うちの定年は68才、大学院の関係で延長して70才。事務の人は62歳で延長2年かな。20年くらい前は定年がなくて、70過ぎてかなりよぼよぼの先生も教壇に立ち続けていました。その時定年制に手を付けた人は勇気があるといっていいでしょう。
 僕の場合、28歳で赴任したので68才まで勤め上げて勤続40年になります。計算しやすい。昨年60才になった時に年金の通知が来たの手続きをしました。65才から満額でその前に望めば一部出るようですが、ある額の給料をもらっているとだめ。つまり手続きはしたけれどまだ何ももらえませんん。
 それで満額の年金が支給される65歳でやめたらどうなるか大学の会計課に聞くと、それは法人の方だと言われ、法人の会計の人に聞いてみました。すると前に聞いていた選択定年制が今もあって、65歳で辞めると退職金が○○%多くもらえます。その増える額+3年分の年金支給額を、68まで勤める場合の3年分の給料と比較すると、後者が若干多い。もちろん3年間仕事をする訳ですが。
 またタイトルに近づかないで終わりそうなので、慌てて「勤続44年」の話をしますと、挨拶をされた工学部のS先生は24歳で赴任したそうです。それで勤続44年。工学部創設期で修士を終えたばかりの若者が大学の教壇に立ったとそうで、今ではありえないでしょうねとご本人も仰っていました。先日函館地方会場でご一緒した先生で穏やかな方です。でも学園紛争時期で大変だったそうです。