見知らぬ人からのアドバイス

 昨日家に戻ると玄関の郵便受けにノートをちぎったメモが入っていました。なんと古い家のどこが壊れかかっているとかチェック・ポイントの指摘でした。不動産屋さんは登記所で、古い家の持ち主を見つけて、土地の売買を持ちかけてきますが、その内の誰かによる早く処分して売った方がいいですよという善意と商売の両方からの助言だと思います。
 なんとこの3月で新居(とはもう言えない?)に引っ越して6年になるので、人の住んでいない家がさらに老朽化してきていています。このブログでも何度も話題にしている、煙突倒壊の悲劇や屋根の雪下ろし、もう一つの煙突の点検などが喫緊の事となって、もう3年。
 僕が高校進学年の年に引っ越してきたので、築45年たち不動作的価値は皆無。まだバスが通っていなくて、向かいの田んぼではカエルがないていました。昭和45年、1967年の頃です。その後マイクロ・バスが走り、それが普通のバスになり、しかも西野はバス路線の稼ぎ頭と目されるような新興住宅地になりました。でも今ではお年寄りの多い地区でもあります。
 20年前の道路拡張時に少し改装しましたけど。裏の2軒のお宅には、煙突が倒れてきたり、雪で庭木を折ったり、いろいろと迷惑をかけて来ました。また人が住んでいない事で何となく不審な状況でもあります。とは言え、幸い近所に住んでいるので週1くらいは様子を見に行っているんです。お向かいの床屋さんにも通っているし、年末で閉業したクリーニング屋さんにも行っていたし。
 さて、不動産屋さんから点検のアドバイスを受けるくらい老朽化した家の応急修理と解体が、いよいよ喫緊度が増してきました。
写真は、色目の花を持ってきました。実は前にも使った古い家の白モクレン(幹の根元が見えます)の下のもみじ。黄葉だから秋ですが。白モクレンはもちろん亡父が植えたのですが、これが大きくて葉が茂り居間を暗くしていました。兄の家の庭に植えたのは、きちんと剪定をしたらしく、こじんまりとして手入れもしやすい。しかし大きくなった白モクレンは、満開の時に夜には白くぽっと浮かんで綺麗ですが、花がすぐ落ちて汚くなります。その右手には2階の屋根より高いナナカマド。これも葉の形や実がきれいですが、今年は全部処分する予定。