予算の時期

 今日はこれから午前中いっぱい、予算要求の学長ヒアリングです。各学部や部署が今週予定を決めて学長に対して希望を出し、それを学長が学内的な予算要求の取りまとめをして上に持って行く訳です。
 僕は教務関係の要求を出し、同時に教務センターの中に置かれている課程(教職、図書館学、学芸員社会教育主事)の要求のオブザーバーです。教務関係は大幅な見直しがありませんが、大教室のAV設備配備を特にお願いしようかと思っています。
 うちの大学は、もう一つの大学と、2つの高校と一緒に一つの法人の中に所属しています。この法人は4つの教育機関の授業料と文科省などの補助金を収入として、必要な支出を決定しています。ところが大法人全体のの主たる収入源であるうちの大学の教育環境の改善の要求がなかなか認められません。
 法人のお金ではないのですが、法人はいわば管理・運営すると言う義務を何か大きな権利と考えていて、妥当な要求が無視されゼロ査定で終わる事が多いです。要求する時はきちんとした根拠が必要なわけですが、法人がダメと言う時は特に理由が提示されません。何か納得のいかない状態が僕が赴任した時から続いています。32年!
 さて今回も大教室も、実は他の教室で新しい設備が入って不用になったものを配備。いわばセコハンをあてがわれたのですが、これが使えなくなったら後はないよと言われてたらしい。これはないと思います。しかも現状で使いずらいと言う声が複数の学部から上がっているので、今回はきちんと要求しようと思っています。