学生の発表

 昨日(金曜日)は3時間の授業、全部学生の発表でした。
 3年ゼミは卒業研究の16,000字のトレーニングのために、夏休み5、000字のレポートを課しました。普通だと2,500〜3,000字程度なのですが、少し時数が多めになった卒研がイメージできるような字数に敷居を高くしました。
 で、その発表の第1弾。1回2名で一人持ち時間45分。一人目は9月に行ったカナダの語学研修の体験から「タトゥー」について。一応テーマを選んだ理由、タトゥーの歴史的文化的背景、日本での受容と拒否反応などまとまっていました。何と彼女のホスト・マザーがタトゥーだらけで、彼女にも勧めたとか。ちょっと受け入れ先の大学のホスト・ファミリー選びに問題があるような。
 2件めは「アメリカのニグロ・リーグ」について。彼女は用意した原稿に沿いながらアドリブで追加・補足も出来るのですが、そのアドリブを聞きながら原稿を読むと分かりずらい。これは原稿を見ないで話を聞けばいいんだけど。
 さて4年ゼミの卒研の原稿チュエックが次の時間でした。こでも前の週に各ゼミ生が原稿を配布されて読んでおくようにしました。しかし90分2本の予定が、直しが多くて1本(1名)で時間が終了。彼女はミュージカルの「レ・ミゼラブル」を選んだのですが、やっているうちの原作の小説の方に興味が移り、そちらの方にテーマをシフトするとの事。ま、ぎりぎり時間的に間にあうかなと思いますが、少し不安。
 最後は2部(夜間)の「北米文化論」で、一人15分で5名の発表。「医療問題」、「アーミッシュ」、「黒人の運動能力」、「日米の価値観の比較」など。昨年から始めたのだけれど、みんなそれなりにレジュメと発表内容を準備してきて、話し方も悪くない。僕にとってもその日初めて知る内容についてどれだけコメントできるかちょっとチャレンジングです。次週の頭で、発表についての画像や情報の追加をしようと思いました。